高速化と学習データの弊害

学習した位置評価をいれるとオーダリングも向上するとは思うんですが、
序盤の駒得重視の局面で、駒損より、位置評価を優先して、
たとえば8筋で後手の飛先をやぶられて速攻で詰まされたり(´・ω・`)ショボーン
これって王が移動すると、全体の評価値がガラっと変わるので、場合によっては
歩損を上回ってるんだと思う。


はじめはバグかと思ったんですが、学習データを読まないと、8筋をきちんと守ります。
とりあえず学習データは使わずに、高速化の方向を工夫してみました。
序盤では40万nps出るようになったので、反復進化がわりと回るようになりました。
BonanzaはreCapture、one replyを0.5手延長してるようですが、
延長すると、反復が回らないので、王手延長だけにしてます。


というわけで、YowaiGPSと1秒思考で戦わせてもうまく行けば勝てるようになりました
(以前は5秒なら時々勝てるとこまでは行きましたが、その後バグだらけになって勝てないように……)
ただ、k-shogiの最弱に苦戦してます(´・ω・`)ショボーン
最弱っていっても、yowaiGPSみたいにおかしな手を打たないので強いです。


学習データを使わないのももったいないので、1/10ぐらいに薄めて評価として足したいと思います。
あと入王とかの場合を考えて、位置評価は自前でも傾斜をかけましょう。

バンビーノ!(1)

福岡市の中州のイタリアレストランで修行中の大学生のアルバイトコック。客に評判で鼻が高くなっている。
店の一人娘とは将来一緒に店をやろうと申し出て了承済み(これってプロポーズばい。わかっとうよ)


しかし、福岡県博多ってどこだよ?( ´Д`)
ま、よくある表記で慣れっこだが、福岡県福岡市博多区だぞ。
一応博多と言われるような地域は地元では決まっているが(祇園山笠に出る人たちが住んでるあたり)


それはおいといて、中州で店をやってる主人の弟弟子(むかし二人ともイタリアで修行していた)
の店(六本木)に、大学生を修行に行かせようという話に。
おそらくこのまま卒業後、店を始めても、福岡ならそこそこ成功するでしょう。
でも、本当のイタリア料理人というのを知らない状態だと、「井の中の蛙」になってしまう。
博多ッ子ということもあり、「いっちょやっちゃる」と上京するのだった……。


いやいや、熱い! 一流店だけあって、東京だし、客数が半端じゃない。
「仕事が速いことと味は関係なか」と主人公はうそぶくが、だんだん素人というのが露見する。
普通なら、失敗して挫折して逃亡するところだが、主人公はなにくそとがんばるのだった。


これは面白い! 小学館の漫画が原作らしい。厨房が殺気立ってるのが良い。

ハードオフでスピーカーを購入

大泉学園ハードオフと、東久留米のハードオフに行ってみました。
大泉学園店だとジャンクのような価格で、東久留米店で、よさげなスピーカーを見つけました。
(要するに、大泉学園より東久留米の方が安い)
あまり大きいのもじゃまだし、小さいのも低音が出ないので、中くらいのやつで、
ONKYOのD-092TXを4200円で買いました。
見た感じデザイン的に新しい製品と思う(あとでネットで評判を調べてみます)
さっそくアンプにつないでみましたが、十分な音質でした。
D-200IIも15800円で売ってました(^^; 別にエッジはどうもなってなかったので、あまり使われてないやつだと思います。
これで声優のCD聴いたり、アイマスのPVを見ましょう(爆


青梅街道を自転車で行きましたが、地図で見ると家から距離にして約6キロ。
1時間かからない距離なので、天気も良いし、サイクリングがてら気持ち良かったです。
近くには、PC DEPOTもありますので、そこものぞきましたが、47インチの液晶TVが15万8千円ぐらいで売ってて
安くなりましたねえ(^^; PC DEPOTブランドみたいです。
その近くに、かっぱ寿司があるんですが、職場で株主の人から株主優待券を譲ってもらったので、
昼ご飯を食べましたが、ちょっとネタ等がいまいち(というかかなりいまいち)

改良案

さらなる高速化は、SEEが毎回手を生成してるのではじめに全部生成するようにすれば速くなるはず。
呼ばれる頻度を考えるとかなり向上するはずなんで、ぜひやりたい。
ただ、bitboardならではの速くするアルゴリズムはとくに思いつきませんねえ。
保木さんがSEEも速くなると言われていたようですが……


あとは、手生成時にpin情報を作ってないので、動かして王手にならないか確認しています。
かといってpin情報を作るべくkikiを更新するとそれが遅くなりますので(bitboardなのでkikiは差分更新してない)
王手されてるか?関数は呼ばれる頻度が高いので、なんとか高速化したい。
craftyのソースを見るとpinを求める部分は、そのマスと自王を結ぶ線を延長して、飛び利きを調べて、そこに該当する敵の大駒がいるかを確認してるみたい。飛び利きを求めるのはbitboardは一瞬なので、その方向で考えみたいと思います。



受ける青春((訂正)受け気味な将棋ソフトの棋風に対して、うさぴょん育ての親さんが言い出した言葉らしい)

bonanzaは受けるソフトの弱いようだが、斬り合いになると強いという裏返しと思う。
それは全幅でシンプルな手生成なので、相手の最善手を予測して、それを防ぐ手を生成みたいなことをしてないからと思う。


あやまり将棋さんはSEEをまだ実装してなかったようですね(^^;
それであの強さは凄い。yowaiGPSにも1秒思考で勝ち越されてるようですし。

生徒諸君!

いわゆる有名なちょっと前の少女漫画。実は読んだことはない。
基本的に学園ものの少女漫画はあまり読んでなくて、考えてみるとバレー(踊る)や、ダンスモノが多い(何故だ!)
一時期、岩館真理子にはまっていた時期はあったが……。


というわけで、どんな話かはかいもく知らないのですが、
なんでも双子の女の子、片方は難病で、幼少から隔離されて田舎で育ち、もうこの世にない。
妹のナッキーは、裕福な家の子供で、公立の中学教師として赴任してくる。
そこには、依頼を請け負う謎の三人組がいる教室だった……。
まだ、始まったばかりだが、ナッキー役の人が、なんだか元気があって自信満々で迷いが無く、
見ていて元気が出るような女優に感じます。


あ、ひみつの花園のひなた君が出てる!(しかも委員長で黒幕っぽい)

マイムーブが大学案内で紹介されるそうで

http://chocobo.yasuda-u.ac.jp/~nisimura/mymove/index.cgi?no=593

>私の大学の来年度向けの大学案内に載ることになり、今日その取材を受けました。
 おぉ。おめでとうございます。
 きっと今年は結果が出ると思いますよ。マイムーブ強くなってると思います。
 そしたら、生徒さんにも手伝ってもらって開発とか(^^;
 女子大だし、女流のコンピュータ将棋開発者は皆無なので(^^;

「緊迫の一手 人工知能 VS 渡辺竜王」NHK・BS

大和証券杯のプレイベントとして、品川プリンスホテルで開催された渡辺竜王と将棋ソフトBonanzaの戦いの模様が
NHKで放送されました。
1時間30分と長目でNHKは注目しているというのが判ります。


当日は実際に見に行ったので、番組を見て二度面白いです。
保木さんの研究室の様子などは見たことがなかったので興味深かったです。
「学生時代は普通のカレーで、研究員になってカツカレーに格上げになりました」とか笑えた(w
保木さんは留学経験があるからか、けっこう(アメリカン)ジョークが面白いです(w


イベント時も、CSA会長が「勝つ確率は万に一つです。いや100万分に一つです」と語ったのとを受けて、
「本日、私は勝つつもりで来ています。先ほど100万分の1と言われましたが、10万分の1に訂正させていただきます」
とか面白いやりとりだった(Biglobeの将棋TVの動画ではカットされてたが……弱気な台詞だからかも)


番組で大盤解説の様子を見ると、大判解説を見てる方が良かったですねえ。試合会場では何も解説がないのでTVを見てるだけでしたし……
となりの子供は、プロとの指導対局が目的で来てたみたいで、
始まったら「四間飛車か……」と言葉を残して去っていきました(小学生ぐらいの子供)


そうそう。その子供の横に座っていたCSA理事の山田さんにインタビューが来てましたが、放送されてましたね(・∀・)
「偉大な人類の力を見せてあげましょう」みたいに、まるでアンチコンピュータ将棋の人みたいな言葉が放送されてました(^^;


渡辺竜王と保木さんが登場するときに、ドライアイスと音楽BGM付きで派手だったんですが
控え室で竜王が「将棋なんだから!」と苦笑してましたね(w 「プロレスみたいだなあ」とか(w
けっこう竜王はシニカルな性格みたいですが、コメントは面白いですね。

  • 勝負を分けた手

飛車を切る手をBonaが読めなかったのが敗着と言われていましたが、その前の24歩で攻めつぶすが、香を打って飛を守るかの二択で、
後者の守る手を選択すれば、馬が自陣に戻ってbona王は盤石になって、竜王が詰まされていたというのが、凄いですね。
あわや負けるところだったみたいです。
ただ、その前に、アマ名人と二人ほどBonaは試合をして位取りであっさり負けてるんですよね。
まさか、竜王相手に、あんなにいい試合をするとは思ってませんでした。
それだけ改良されてるのかな?


NHKの解説で、全幅探索にさらに選択的探索も追加してると解説してたけど、それはFutilityCutのことではなく、
角を銀と交換してしまうといった弱点を回避するロジックをいれてるのかもしれませんね。
bonaの探索速度は秒間400万ノードと言われてましたが、8coreですから1coreあたりは50万ノードですね。
対局中に、bonaが何手ぐらいまで先を読んでいたのか?とか知りたかったですねえ。



>面白かったのは対局者の呟きをマイクで拾っていたこと。
>かなり小声で喋っているため、会場でも聞こえなかったんじゃないでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/igo_shogi_soft/20070422#1177223634


 観客席の最前席に座ってましたが、まったく聞こえませんでした。
 まさか竜王が「強すぎる!」とかつぶやいているとか思いもしませんでしたよ( ´Д`)