こみっくじぇねれーたー2をphpに移植

職場で、バンド活動(彼曰く本業)している個人事業主PGの人と、マンガと小説の中間みたいなサービスの話になって
昔、こみっくじぇねれーたーというのを作っていたのを思い出した。
背景、髪型、目、眉、口、ポーズなどの画像部品を組み合わせることで、色々な人物画像を生成できるサービス。


最近だとクロノスクラウンというサイトが、「全自動4コマ漫画」というサービスを展開している
お題「初音ミク
http://crocro.com/auto4koma/index.cgi?q=%BD%E9%B2%BB%A5%DF%A5%AF&k1=


自分が作っていた頃は2003年とかなのでさすがに発想がなかったが、
上記の全自動4コマは、お題を検索エンジンで検索して、その結果を知識として利用して、
4コマっぽい構成の中に組み込む。
絵もいくつかパターンをもっている仕組みだと思う。
上手くツボにはまると、なにか深遠なやりとりをしていると感じられる4コマができる場合がある。
上手くできると、ユーザーが投稿できたり、トレンドワードランキングから連動しているあたりが
web2.0的である。


元々、自動でマンガを作りたいと思っていたが、さらにそれをAI的に進化させた感じである
ちょっと自分もこの路線をやってみたい。
ガンパレとかときメモ的、AIジェネレートドラマをWEBで展開する話ともつながると思う)


ちょっと前にSCEが、キャラのアニメ画像一枚あれば、怒ったり泣いたり笑ったりした顔を作れるサービスを発表していた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/24/news007.html
おそらく、顔のパーツをまず認識し、その大きさでパーツを抜き取り、予め用意しているマッピング行列で変形して、
表情を作り出し、再合成するといった手法ではないかと思う。
そこまでスマートなことはできないけどねえ(^^;


セガも脚本の内容から、キャラの表情を変化させるエンジンも発表されていた。
http://www.inside-games.jp/news/256/25689.html
いずれも、作画枚数を減らすための省コスト技術だと思う。




当時公開していた「こみじぇね」は、JavaScriptで作っていたので、
HTMLをそのまま張れないはてなダイアリーで日記の中に張るには
いったん画像をキャプチャーするなど面倒だった。


以前、将棋盤に駒を合成する手法をphp+gdでやったが、
同じことを「こみじぇね2」でもやってみた。


というわけで、以下のURLは
http://misakirara.s296.xrea.com/cmge/

	Header("Content-type: image/png"); 

の画像を返します。


結果は、以下(画像は表示するたびにランダムに変わります)

NPCは1人になったり二人になったり。


背景を除いて、6 x 12 x 8 x 5 x 7のパターンが発生する(二人も考えるとさらに)
ただ、絵がしょぼいのがなんとも……


4コマ漫画自体はかなり好きで、きらら系のコミックス単行本もかなりもっているので、
構図パターンは用意できる。
問題は、決まった絵を用意するか、パーツで合成するか?
構図は決めておいて、目と眉と口と汗とか赤面とかのマンガ符号だけいじるのがいいかもしれない。
手前に出てくるとキャラを拡大するとか、遠近法を加味するのもいいかもしれない


あと、吹き出しをつけて台詞をいれなければ……