絶対可憐チルドレン けっこう面白い

うーん、ちょっと古いかなあという感じを持っていたのですが、
今回の話なんかもすごくいい話で、けっこう毎週楽しみになってきました。


今週の話は、レベル7のエスパーであるチルドレン三人の超能力でさえの抑制できるECM装置をBABELが開発して、
彼女たちを使って試験する。
「うちらの超能力を奪いたいんか?」ECMの存在自体に、疑問を表明するチルドレン達だったが……
そこに、エスパー同士のケンカの通報があり、チルドレンはBABLEのヘリで出動する。
ケンカしていた二人を取り押さえてみると、実は、彼はエスパーではなかった!

ネタバレ

「普通の人達」という名の対エスパーのテロリスト集団がチルドレンを呼び寄せるための罠だった。
先日実験していたECMを彼らは盗みだし、チルドレンの超能力は無効化。彼女たちは誘拐されるのだった。
彼らの狙いは、BABELに属する特務エスパーの全リスト。


テロリストが敵ということで、パトレイバーの「海の家」を思い出す。
チルドレンたちも警察的な組織、体制側の人間なので、構図は似ている。
強力すぎる公権力が、いきすぎた治安力を発揮し、それが故に、市民と衝突する。
野亜はイングラムを降りれば、一人の普通の人間だったけど、チルドレンたちは、自身がレベル7エスパーという
特殊性を帯びている……


撃たれそうになった薫をかばって銃弾の前にたつ皆本。
本来なら、撃たれて死んでますよ。薫が超能力を発揮して助かるんだけど、
薫を守るためなら、自分は死ぬ覚悟なわけですよ皆本。
だからこそ火事場のクソ力が発動したんでしょうけど、


この「誰かを守るために命を投げ出す」技が何度でも使えるのは、すごい強力だなあ(^^;この設定
チルドレンも三者三様で性格が違ってて見てて面白い。


ECMの研究が、敵対勢力がECMを開発した時にエスパーを守るために研究しているという事実や
savethechildlenというパスワードを入れると対ECM装置が働いて、逆転するところなど、
ミステリー的トリックも凝っていると思います。