遠見将棋がモンテカルロになってる!!(激震)
http://d.hatena.ne.jp/yos92/20071115#seemore
話は変わって、卒論でモンテカルロ将棋をテーマにしています。現在の性能はというと、 将棋タウン棋力判定問題集*1 24/50 コンピュータ将棋の進歩2 10/48 こんな感じです。当然ですがUCTを使っています。ルートへのplayoutの割り当て回数は40,000回。まだパラメータによってかなり正解数が変わってしまう感じですが、モンテカルロ将棋にしては思ったほど悪くないのではないでしょうか?
しかも、そこそこうまく行ってる模様。次の一手問題が正解できるとは……
モンテカルロ将棋の歴史
- 2006年 GPW2006にて、TACOSチームがポスター展示 あまりうまく行きそうもないって感じ
- 2007年 5五将棋GPW杯に電通大の研究室から五,六チームぐらいモンテカルロ5五将棋が参戦 通常の探索とは差があった
- 2007年 初出場二次シードの遠見さんが卒論を「モンテカルロ将棋」にされた模様←今ここ
遠見さんの研究室は並列処理がテーマみたいなので、プレイアウトが並列処理と相性がいいので面白そうですね。
来年の選手権はMCで参戦でしょうか?
終盤の判定が難しい局面で、有効そうですね?
ただ、プレイアウトにある程度時間がかかるでしょうけど、
通常の探索では判らないものが判る可能性がありそうじゃん! すげー!!!!
山田@CSAさんが「MCで必至探索を提案します」って以前書かれてたけど、
MCで、難しい終盤を認識って、できるのかも!
終盤だけでも、みんなMCを研究してみましょう!
(自分みたいに将棋が弱い人にはMCは向いてると思うし)
将棋が弱い人にお勧め「全幅探索」「学習」そして「MC」
うだうだ考える前に「まずやってみる」ですね。
普通のMCでもUCTと組み合わせればそこそこやりそうですね。
実現確率でMCを縛れば、遅くならずに良い結果が出そう。