レコーディング・ダイエットはオタク学入門に通じる(と思う)

http://news.www.infoseek.co.jp/jcast/society/story/20071023jcast2007212479/

>そこで紹介されるのが「レコーディング・ダイエット」。メモ帳にその日食べたものを記録し、意識化していくことで、自分の食生活を見直すことでやせていく、という内容だ。


こんな本売れないっしょと思ってたら、36万部っすか(^^; それだと岡田さんをそもそも知らないはずの一般人も買ってるわけか……
印税っていくらなんだろ? 新書だから一冊いくら?


仮に印税1冊80円として36万冊だと単純計算で2880万円(゚Д゚ )スゲー
しかもこれからさらに売れる可能性大か。二倍行けば、5600万円ぐらい行くかもしれんじゃん(w
岡田さんのことだから、このチャンスをこのまま終わらすわけはなく、続編や、違う分野の本も連発するだろう。
別に、「ぼくたちの洗脳社会」みたいなオタク社会考察本ばかりではなく、もっと一般受けする本を出した方が売れるだろうし


本題に戻ると、
オタク学入門で、「ハリウッド映画をストップウォッチで計りながら見よう」という方法を解説していた。
これは、以前、乙一がポンツーンに書いていた創作論にも通じるというか(別冊宝島のシナリオ入門が元ネタ?)


レコーディング・ダイエットはこのストップウォッチ映画論と通じるものがあるというか、岡田さんの人生哲学なんだろうと思う。
ある意味、物理現象観測主義(w
(プロの棋譜を教師信号で学習するのも、将棋の探索数のレコーディング・ダイエットw)



ま、しかし、この前WOWOWでスピード(初代)をやってたんで見てたら、結局最後まで見ちゃったよ。
何回見ても面白いね


とか言ってる人は作家にはなれない(痩せない)
ストップウォッチを片手に見れば、何分で状況解説が終わり、何分で謎が深まり、何分で問題が発生し、
何分でさらに問題が深まり、何分で山場が来て、何分で解決が走るかが、


それが判れば、なぜ「面白いのか?」なぜ「話がだれないのか?」なぜ「緩急があるのか?」なぜ「感動するのか?」
が明らかになる


その結果、痩せるのである。心が。