テーブル引きとアセンブラの計算の自己対戦の結果

■85局 先手64(75.3)-後手21(24.7)

アセンブラで計算が勝ち越しました。
(終局まで読むと時間がかかるので、片方が-4000になるまでやってます)
実際の利きのビットは疎で、ほとんどビットが立ってませんので、
バージョン3の計算だと急速に収束するので、分岐があるのでパイプラインストールが起きるにしても
計算が速いようです。
投機的実行とか分岐予測機能もあるし、どうにかしてるんでしょう。
テーブル引きレイテンシーが悪化するでしょうし、キャッシュからあふれてるかもしれないし。


P4 3GHZのDELLデスクトップで試してみると、
愕然としました。
自宅のAMD64 X2 4400+より「むちゃくちゃ速いです!」
あと4ビットの時に、1.4と0.8みたいにけっこうな差があったのが、
P4 3GHzでは0.8と0.7で、アセンブラテーブル引きも大差無かったです。
アーキテクチャーが変わるとけっこう違うもんですね。
一般にP4は将棋に向かないと言われてますが(YSSベンチの結果を見る限り)
分野によっては激速なのかも……