[アニメ感想」らき☆すた#6 あの足が怖いはずがない

何回か繰り返してみてますが、6話は酷いですね。
パロディもまっくギャグとして成立してないし、投げっぱなしギャグというわけでもない。
要するに、素人が考えた漫才みたいに落ちてない。


たとえば、「つかさです」これは明らかに「ヒロシのパロディ」だが、
ヒロシのスタイルをまねたとしても、それ自体が面白いわけではない。
ここで持ってくる意味も分からないけど、それじたい何も面白くない。
ひねりが無いというレベルの話じゃない。
はじめの頭文字Dにしてもパロディとしてもひねりがない。そのまま。
絵の質は普段と変わらないけど、中身がすごく酷いと思う。原作のそのままなら仕方がないけど、
ちょっと脚本の人だめじゃないですか?


たとえば、犬神家ネタで(エンドにも協力角川映画とある)
スケキヨはあの場面では怖いと思う。見れば怖い。(ただ、あそこであれが出てくる必然性がない。まさにご都合主義)
問題は、次の「こなたの足がふとんからにょき」
これも、犬神家で湖の水面から足がにょきと生えた場面のパロディであることは明らかだが、
問題は、布団の中から足をにょきと出していて、それが果たして怖いだろうか?
アニメの中でトイレから帰ったつかさは「キャア!」と怖がるのだが、
実際にそれを想像したら、ちっとも怖くないはずだ。
犬神家の足が怖いのは、湖面から足が生えているから怖いのだ。
布団から足が生えてても、たんに寝相が悪いだけで、「なんら怖い状況」ではないのだ。
スケキヨのマスクは怖いけど、足は怖くない。
こんなことはちょっと想像すればわかることではないか?
こんなことにも気づかないで、アニメの脚本家はつとまるのか?
それも天下の京アニですよ?(周囲が気づいてよ〜)