ハケンの品格「ハケン弁当」

S&Fで創立80周年の企画コンペが開催される
マーケティング課でも企画を出そうということになる。
森ちゃんも企画を考えるが、
春子(篠原涼子)は「派遣が企画を出すなんてやめなさい」


なんてやりとりをしていると、


マーケティング課の技術派遣&春子がセキュリティの不備を指摘した報告を、
クルクルパーマが自分だけの手柄にして、部長に褒められる
という手柄の横取りが目の前で発生。


しかし、企画を通すことを目的にするなら、
森ちゃんの名前ではなく、主任の名前で出すべきと春子は主張するが……


霧島部長も。珍しくえれべーたーの中で怖い顔になっていた。
彼はたんに面子の問題だけではなく、会社というシステムの心配をしているのだろう。
(剣道場では子供に対する面子を気にしているように見えるが、実際は道場という先生と弟子というシステムを心配していることになるはず)


次回予告で、「あいつは会社が判っていない。外せ」と霧島部長(59)は言っていた。
手柄の横取りは、社員と派遣の間でももちろんあるだろうが、
それは社員と社員の間でもあるはず。
このドラマは派遣をテーマにしているが、次回は、社員と社員の問題をテーマにするような気がする。


手柄を横取りされるのが嫌なら、横取りされないようにするか、横取りされても平気なようにしておくことだと思う。
実際、春子は企画書を作るスキルを磨くことが目的で、その結果には頓着していない。
取られたくないと思うから、いざこざがおきるわけで、
初めから「作ること」が目的にしておけば、問題が少ないのかもしれない。


でも、一番の悪は春子だと思う( ̄ー ̄)