ループ王国の増田(ペンC)さんと飲み会

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前からメールでやりとりをさせてもらってましたが、ラノベ板では有名な
増田さんと新宿で飲み会をさせていただきましたin日曜日


日記や作風でもわりと自虐系な感じで書かれていることが多いと思いますが、(というかSFマガジンショートショートに投稿してたり、以前公開してた昔の小説はばりばりのSFなんでやはりSFの人なんだろうけど)
そんなことは全然無く(そりゃそうだよ社会人なんだし)
むしろ精悍な好青年って感じで、がっちりした感じの体格で、
バイクも乗ってるわけだし、むしろ「モテる」んじゃないか? とか思ってしまった私ですが、
例のiBookも持参されてました。



わたしは最近のラノベは疎いので、話を合わせていただいた感じでしたが、ありがとうございます。
印象に残った話では、小川一水さんとか、電撃文庫のMissingとか、あと秋山瑞人さん関連ですね。
待ち合わせに行く前に、日経キャラクターズを立ち読みしたんですが、秋山さんのイリアがダントツ1位なのね。あれはあれで、ちょっとアンケート対象が偏ってる感じはしますが、
個人的に、わたしは秋山さんの凄いと思うところは、イリアのらーめん大食いとか、EGコンバットの独房シーンの心理描写とか、イリアの「毛」「毛」「毛」のたたみかけとか、鉄コミのノベライズであることを忘れているかのような暴走ぶりで、むしろ戦略より戦術の凄さだと思うので、
 トータルでの物語の枠組みはあまり成立してない作家だと思ってます(EGコンバットは終わってないし、猫は自分的に中途半端で終わった感が強いし、イリアもトータルでは何が言いたいのかさっぱりわからない)


Missingとか攻撃天使に関しては、むしろ「女子中学生」とかに受けているんだろうなあと思います。マーケティングとしては正しいと思う。かといって、自分でそういうものが書けるかといえば、そういうわけではないし。あと、増田さんの小説が乗ってるプリンセスソフトのHPでいっしょに乗ってる作家で、一人は角川スニーカーで銀賞作家だったりするので、そのへんの話が出たり、岩佐まもるさんか。


小川一水さんは歳を知らなかったけど、以外に若いんだなーと関心。かなりオーソドックスな小説を書かれるので、てっきりベテランの再デビューかと思っていた。星雲賞もとってるし、日本SFを背負ってる感じですよねー。(あーゆー取材で書ける人はネタでつまらないので強いよな)わたしはやはりSFとラノベの間のグレーゾーンの話が気になる世代なので、ちょっとどうしたらいいのか途方にくれるとこはあったり。


すくなくとも、増田さんは凄い前向きでアグレッシブなので、なにかパワーを貰って帰れました。家かえって熱が出て寝込んだけど(^^;)←もともと風邪気味だった。でも、次の日はちゃんと出勤した。


最後には、あの名刺も頂いてしまいました。大事にしますね(^-^)