意味論

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/search.html?d=06hotwiredi04&cat=8&typ=t

 Googleを超える次世代の検索エンジンの話ですが、


>つまり、「casting」[配役の意と釣り糸を投げ込むことの意]という語で検索した場合、ユーザーの属するサークルがエンターテインメントを好む傾向にあるなら映画関連のサイトが、週末にアウトドアを楽しむタイプならフライフィッシング関連のサイトが表示されるというわけだ。

 これは結局のところ「意味論」の問題ですね。機械翻訳でも問題になりますが、
 この意味論で人工知能座礁していると言ってもいいと思う。
 同じcastingが状況によって「配役」にもなるし、「釣り糸を投げ込む」ことにもなる。
 それを別けているのは状況である。その状況を理解するには意味を文脈から理解するしか無いと従来は考えた。
 そして行き詰っていた。
 今、やれることは上記の検索技術と同じく、統計的に相関的に「どっちがより正しいか?」をアルゴリズムにも決め打ちの定義にもよらずに「決定すること」


 しかし、統計だけでは「ダメだ」と自分は思ってるんで、なにか「ある」はずなんですよ。
 ブレイクスルー技術が。それが判ったとき、けっこう革新すると思うのだけど。意味論が。