サイエンスゼロ「月」
月探査がいまブームだそうです。目的は
- 月の起源を明らかにすること
それには、
- 月の中心角のコアの大きさが判ればよい
どうしてか? そこで月の起源に三説ある説明
- 分離説 遠心力で地球から分離した
- 衝突説 でかい隕石がぶつかって月ができた
- 兄弟説 地球誕生と同時に月も生まれた
それぞれが、
- 分離説 地球の表面が分離しているはずなので、鉄のコアはかなり少ないはず
- 衝突説 コアは中くらい
- 兄弟説 コアは地球なみにでかいはず
ってことで、鉄コアの大きさで、三説のどれが正しいかを推測が出来る
どうやってコアの大きさを知るか?
それは、月の表側と裏側に地震計を設置して、その揺れの伝わり方で推測する
今、日本の探査衛星が地震計を設置に行く計画があるそうです。
衛星自体は、姿勢制御装置をもたずに、切り離しのときも「バネでスピンをかけて離すらしいです(w←うわー安いっていうか原始的に。でも合理的なんでしょうけど。結果うまくいけばいいわけで
ここで考えるのは、月の起源ですが、
JPホーガンの「星を継ぐもの」シリーズを読んでいる方は、ホーガンの「月の起源」アイデアを思い出してみましょう。
上記の三説のどれとも違う。
むしろ3と2の複合なんですね(ネタバレぎりぎり。すみません)
実際、どのように月が生まれたかは、誰も確実には説明できないわけですが、
探査の結果がどうなるでしょうか。興味深いです。