絵で見る早川SF文庫の変遷

　まいじゃー推進委員会の記事を見て、なるほど判りやすい変化ですね(^^;)

　ってことで、真似して、
　本棚から時系列に無作為で早川SF文庫を取り出してみました
（初めだけ創現SF文庫）

レンズマン　アレフの彼方（591）
1977（イラスト：真鍋博） 1984（イラスト：鶴田一郎）

　レンズマンの渦動破壊者のイラストは凄い。口絵もわけのわからない絵が描いてあります。サイケデリックとでも言うのでしょうか
タイトルも今の人が見ると難解だと思います(原題はthe Voltex Blaster)

光の使者（771）　ヒーザーン（976）
1986(イラスト：川原由美子) 1992（イラスト：小阪淳）

　少女マンガ家の表紙もけっこうありますね。
　２００番台に萩尾望都なんかもあります（薔薇の荘園とか）

　ヒーザーンみたいな抽象的な絵はSFっぽい感じがします。
　ディックで『聖なる侵入』(1982）藤野一友さんとか（福岡市美術館所蔵）

スロー・リバー（1225）　荒鷲シーフォード（1245）
1998（イラスト：小阪淳） 1998（イラスト：山本えみこ）

　CG表現が入ってきて、（CGといえば加藤直之さんとか熱心にされてましたね）

　その後、表紙のラノベ化が進み、現代に至るって感じでしょうか。