自動運転が肯定的、建設的に語れる世界が来てほしい

 昨日の自律走行自動車の話の補足です。


 自動運転といえば、「青き流星レイズナー」というロボットアニメも思い出します。
 V-MAX無敵モードの車とか怖いな(笑←エクスドライバー

 
 EX-Dは電気モーター車の時代にガソリンエンジン車の設定でしたよね。
 あと、パトレイバーで後半出てきた、ニューラルネットによる自動化運転。
 どっちもけっきょく自動化を批判する方向で、作劇をしてるんですよね。


 このへんのコンセンサスを破壊して、脱皮する方向性が、今後は必要なはずで、
 それが一足飛びに「鉄腕アトム」になってしまっては思考停止なので
 もっとテクニカルに、自動化が人間を助ける「メリット」を肯定的に描くことが、
 今後のSFには一番大切だと自分は思います。


 そのへんを攻殻機動隊はどうしているか?
 フチコマはたしかに面白いんですが、「言語がうんぬん」とか「われわれは主張するー」みたいなことを言っていても、「ぬるい」と私は思います。


 サイレントメビウスで、レビアが「自分の能力を拡張する方向」で
 ヒューイ、ルーイ、デューイを作り、情報を集めたり、分析する手段として使ってましたが、
 あのサイバネティクス的な身体拡張の方向性は、自分はすごく感銘を受けたんです。


 いまやっている「みさきニュース」の原点は、サイメビのレビアのプログラムにあります。
 自動化、機械化の便利な面、良い面を肯定的に建設的に考えられるように、世の中が変わっていけばいいなと思います。
 いや、きっと長いスパンではそうなると思いますが。