「ぼくはこんな本を読んできた」立花隆・文春文庫

 これは以前長期入院したときにハードカバーで読んでるけど、文庫で再読。
 立花さんの読書のスタイルや読書法、書斎論など、さまざまな本を巡る話がまとめてある。
 猫ビルの間取り図を見るのが好きだ。R.O.Dを実際にやっている(w
 今まで自分は「本にいっさいアンダーラインをいれない。ページを折らない」ってスタンスを貫き通してきたが、
 はじめて線を引いた。今後は「線を引いて読書することにする」
 線を引くと、「後ですぐその場所が見つかる」「線を引くときに、二度読むので印象に残る」「メモをするよりかなり楽」
 ってことで、「メモをとると読書時間がかかる」ので「メモるな」と立花さんは何度も強調しているが、
「アンダーラインは、手間がかからずにメモと同じ効果が出る」
 やってみるまで抵抗があったが、うまい方法と思う。「本は線を引いてなんぼである」と今は思う。
 ノンフィクションだけでなく、今後は小説でもアンダーラインを引こうと思う。