AT-Xで再放送中のフィギュア17

を朝まで4話まで見た。
 初回放送時は三話から見初めてたので(ポートボールのあたり)よくつじつまが判らなかったのがやっと一話から見れた。


 にしても、つばさちゃんはなんてかわいいんだ(;´Д`)
 もう萌えとかいうのは失礼。萌えなんて言葉はむしろ蔑称だと思うね。冒涜。
 どうも、自分は双子話に弱いらしい。ふたりのふたごもはまったし。
 ふたりのふたごは、アシュレイ、メアリケイトという「どっちも理知的」で「軽口たたき合い」ながら「趣味と嗜好が正反対」と二人だったが、
フィギュア17」は「大人しい性格」と「積極的な性格」という対象性。


 しかし、この二人は普通の双子ではない。「椎名ひかる」は金属生命体なわけで。
 しかし、この物語の重層性というか、「つばさ」が「ひかる」によって引っ張られていく「展開」がもう「素晴らしい」としか言えない。


 DDと金属生命体のコンビも、作品では描かれてないけど、きっと「共同して狩をして生き残ってきた人間と犬」みたいな関係があって「宇宙で狩猟をしている」ようなイメージが自分の中で膨らんだ。
 それはゼイラムのイリアとボブのように。あと、形態を変化させる生き物だと手塚治虫火の鳥のロックを巡るエピソードがどうしても浮かぶなあ。
(しかしDDって途中で性格が変わった? ってぐらい寡黙になるな。しかし、自分が無力になったとしてもフィギュア17に頼らず、罠を張ったり、調査をしたり。このへんがリアルな展開だ。納得できる)


 心理ドラマにしてもこのくらい密度の話が自分は一番波長が合うようだ。ポートボールでシュートが打てない「シュートはあきなちゃんかひかるちゃんが打ってよ」
 この気持ちはよく判るんだ。これは初回放送時にも日記に書いたけど「おれも体育の授業ではサッカーだとディフェンダーやってるようなヤツ」だったんで「スポーツを巡る劣等感」みたいな話はよく判る。すげー判る。
 別に簡単なことなんだけどね。「シュートチャンスなら打てばいい」しかし、「できないんだよね」とくに「あの手の年齢だと」
 ま、しかしさ、現実は小学生が売春しちゃってる世の中なんだよな……。