国会答弁の音声認識システム開発 京都大、正式運用を開始
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051201000822.html
もう速記は必要ありません―。難解な専門用語が多い国会議員らの答弁を音声で認識し、 自動で文章化するシステムを京都大が開発、4月から衆議院で正式に運用が始まった。京都大が12日、明らかにした。
あれ? 国会はNECが進めていたような記憶があるんですが、
京都大学が開発?
京大が直接SIですか?
正式運用とあるので、そういうことなんでしょうけど(^^;
開発に携わった京都大の河原達也教授(情報学)によると、こうしたシステムを国会で採用している国はないという。 衆議院は「発言を書き起こす膨大な手間を省ける」と期待している。
河原教授はオープンソースの音声認識エンジンjuliusの研究をされていた人ですね。
実質的にエンジン開発されている方は現在は名古屋工業大学で研究されているようですが。
最高裁判所の議事録作成はNECが落札されていたと思いますが、
音声認識による議会議事録の作成に関しては、AdvancedMediaがAmiVoiceRewriterという製品で展開していて、
NECも数年前から参入しています(NECソフトウェア北海道)
衆参両院も05年度、会議録作成を担ってきた速記者の新規養成を中止した。 衆院は、音声自動認識システムの本格的な導入を目指し、調査費790万円を今年度予算に計上。 参院も、パソコンを利用したシステム構築のため約1億2000万円を盛り込んだ。
2006年のニュースですが、既に速記者養成を中止してますね。
最高裁判所の音声認識はちゃんと稼動しているのだろうか?
すごく難航しているらしいとか読んだ記憶があるんですが、
最近全然ニュースで見ませんよね。
裁判官とか検事の発言はちゃんとしてても、被告人の発言は口語でぶっちゃけてるでしょうから、
言語モデルがちゃんと作れるとは思えない(^^;