バクマン12巻

うーん、読み始めた頃と比べるとあまり面白くない。
すべてが予想の範囲内で、驚きや予想外のできごとが無い


これがバトル物やスポコンものだと、
さらに強い敵や新しいライバルが登場して、
強さのインフレが発生していくところだけど、
バクマンの場合、既にジャンプで連載しており、
アンケートは一桁だし、
これ以上伸び代がないし、強大な新敵を作る余地も無いように思えます。


ここで、「マンガはしょせん低俗。純文学こそが至高」みたいな小説家と出会って、
初めは馬鹿にしてたけど、たとえ読者がいないでも、
作家側のコミュニティでの立ち位置がやはり純文学とか評論とかの世界のほうが
ステータスがあるみたいな方向に持っていくとも思えないし、
出版社から離脱して、ダウンロード販売で世間に立ち向かうなんて
展開もあり得ないし。
あとは、アニメ化して結婚して終わりだろって予定調査な感じが
どうなるんだろう。


ものすごいスランプに陥って連載を切られて、同人作家として潜航する
なんて展開もジャンプであり得ないでしょうし。