ラノベ盗作から考えるAI的自動再創作


現実問題として、編集部がすべてのラノベを読んでいて原文を覚えているわけではないでしょうから、
人気ラノベのキャラクター名称や世界観を少し変更して、文体を変えながら書き写せば、
「それなりに受賞できるクオリティの作品」は完成すると思う。


なにせ筋展開やストーリー、キャラクターの立て方が、すべて商業クオリティなんだから。
長年投稿して入選できないワナビーは、最後のあがきとして自爆覚悟でやってみてもいいかもしれない(んなわけないだろ)


人工知能的な命題として、
大阪弁フィルターのように、既存の小説を読ませると文体や世界観を変えてくれるコンバーターは作れるだろうか?


文章を読み込んで、登場人物の名称を識別する。これは難しいかもしれないので、ユーザーが手動で与えてもいいかも
同様に、舞台の地名や学校名、組織名なども手動で与えてもいいかもしれない。
そうすると、地名、役名は、自動的に置き換わる。


あとは、「文章を要約や増長する仕組みや、複文を入れ替えるような戦術的な違う文章へのコンバート」で
かなり違う文章になるはず。
あとは類似語への置き換えや、比喩の挿入などなど
このへんはテキストデーターの小説があれば検証出来そうです。青空文庫ですか?


余談:
大学の時にプログラム実習の授業があって、学生はプログラムを提出するんですが、
情報工学部だけどプログラム書けない人はいて、
友人のプログラムを請け負っておりました。
そのまま提出しても先生もdiff持ってるので、変数を書き換えてインデントを変えて、
関数名を変えたり、変数宣言の順番を変えたり、コメントを変えたり、つけたり、へらしたり、
要は、アルゴリズムによる結果に変動を来さない限りで書き換えればいいわけです。


中学生の頃からベーマガで、N88BASIC→JRBASIC FBASIC→JRBASIC SHARP→JRBASIC JR200→JR100
という移植しながらのコード打ちを毎日のように鍛錬していた私にとっては簡単なことでした