「ヤフーにいては、動けない」 50万ユーザーのmixiアプリ「ぼくのレストラン」の挑戦 (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/14/news044.html
ヤフーが最も得意とするのは、マス向けの“ヘッド”コンテンツ。 ニッチなロングテールコンテンツや口コミサイトなどCGM(Consumer Generated Media)では、一部を除いて大きな成果は出せていない。 公文さんは焦りを覚えていたという。「このままでは世の中の動きに付いていけない。 ヘッドだけで済ませられる時代は終わる。ロングテールやCGMを他社にやらせていては、負けてしまう」
ヤフーグルメと食べログを比較してもらうと解るけど、
ヤフーグルメは口コミをほとんど重視してない作りになっている。
ヤフーはナショナルクライアントがメインのB2B企業なんですよね。実は。(コンテンツを作ってないのでB2Cは自分でやってない)
ロングテールで言うとヘッドだけがターゲット。
ヤフオクなんかは実は落札者より、出品者が重要なので、B2Bの側面で成功していると思います
(落札者はいい物が安く買えれば、実は胴元はどこでも良いと思っているけど、ヤフオクに出品者が集中しているので、他社が食い込めない。)
web2.0という言い方では焦点がずれてしまうんですが、
amazonはヘッドもかなり売ってると思いますが、推薦を使うことで、違う作家同士の
階層横連携を実現することで、テールを売ってると思うんですが、
このテールはCGMで初めて実現できるんですよね。
「消費者が主役」なんです。テールでは。
googleははっきり言って、CGMは苦手だと思うんですが、(CGM系のサービスはだいたい失敗させている)
ただヤフーと大きく違うのは、例えばGoogleAdsenseはOvertureに比べると
ナショナルクライアントが弱いと言われる。
逆の側面としては、中小企業や個人など、ロングテールで言うとテールの部分の広告主を集めているんですよね。
だからCGMとしては弱いかもしれないけど、テールは取れているのがGoogleと思います。
B2B←→B2C
ヘッド←→テール
という2軸で見る必要があると思いますね