日本のITってどうして糞ばかりなんですか?
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090924134405
やれブログだ、やれクラウドだ、セカンドライフだ、ツイッターだ、2.0だ、Ajaxだ いろいろアメリカ発の技術やら流行やらを追いかけて、騒いでそのたびにフラフラとしている日本のIT関係者って なんなんだろうと思うのですがこの流れはどうにかできない物なのですか? あと、どうして日本の企業は外国に出て行こうとしないのですか?
ブックマークのコメントを読むとなんか面白かった。意見が錯綜している。
- 日本発の技術はアメリカ、欧州につぶされる
- 顧客至上主義で新しい技術を開発する暇も金も無い
- ゲームだけじゃなくて、他にも優秀な技術はあるので調べて(ITはWWWだけじゃない等)
- はてな(ry
- アメリカ以外は全部負け組みなので日本だけじゃない
- お前ががんばれ
- 世界進出してやるから、融資してくれ
まとめるとこんな感じの意見かなーと思う
ネットの世界なんだから「わざわざ外国に出て行く」必要は無い。要は英語版を作るかどうか?
どうせつながってるんだから。
fericaやtronOSがつぶされた等の意見を見ていて思うことは、
日本人は身内は庇う、海外は褒めるけど、その中間は叩く。面白い民族。
詳しくは判らないけど、例えば3Dのエンジンを書けるような博士号もってる人材をゲーム会社が
エンジン開発のためだけで養えるのか?(待遇も含めて)
日本だとそういう人材は大学とか研究所に行ってしまってるんじゃないかと。
基礎的な部分は素人にアピールしないので、どうしても影になりがちで、そういう部分が足をひっぱてる気もする。
(基礎エンジンをがんばる優秀な技術者より、企画サイドの人間がマスコミに露出して、社内でも出世するでしょ?)
たとえばChromeみたいなブラウザを国産で作るとしても、
『事業として』JavaScriptエンジンなんかを開発できる人材(というか環境)がメーカーにいるだろうか?
言語やOSなどの基礎開発には、企業はお金も人もさけないのでは。
速度が速いっていうのは、素人からすればどうでもいいような基礎開発力の積み重ね(基礎になるほど学問の世界に近づく)
(そういうことを説明できない技術者が悪いとよく言われますが、
私が責任者ですという人がわらわらと何人も出てくるような日本社会が余計なコストを生み出しているのでは?
欧米と日本の仕事のやり方を比較した記事を読んだことがあって、日本人の管理職はなんでも知ってないといけない。
知ってない=管理できてない。このへんの組織の話が根本的な癌ではないだろうか? )
携帯電話の基本OSが技術革新に追いつけなくなって、Androidとかに流れそうなのも、そういう問題だと思う。
基礎部分が空洞になって、枝葉ばかりが奇形に進化するのがガラパゴス現象のような気がします