次世代スパコン:「京速計算機」は最速SPARCベース、スカラー単独に決定

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1247883198/-100

スカラー単独とした新システムは、計算ノードが別ノードのメモリを直接参照できない「分散メモリ型並列計算機」 
とする。プロセッサは、富士通が設計した次世代SPARCプロセッサ「SPARC64 VIIIfx」を採用。45ナノメートル 
プロセスで製造され、1基当たり8コアで処理性能は128GFLOPSと、現時点で世界最高速のCPUだとしている。 
誤ったデータを検出して訂正するエラーリカバリ機能を備え、運用性の向上に寄与するという。 


SPARC64のクラスターのようで。NECが退場して、国内で、ベクトル型→スカラー型という転換というのもあるんでしょうけど、
SunがOracleに買収されて、世界への影響力を失ってると思うし(Solarisから別のOSへの置き換えを他社が推進)
実際、SPARC64ってどんな分野に誰が買ってるんだろう?
性能が良いといっても、結局はコストパフォーマンスなので、性能/金額が良くないと台数が増えるとますます競争力がないと思う。
ベクトル型がスカラーよりコストパフォーマンスで劣るなら、SPARCx86にコストパフォーマンスで劣りそう。



日本の電機メーカーで1社ぐらいx86互換CPUのビジネスをやろうと思うところは無いのかなあ。
昔はNECのV33とかx86互換だったわけで、V60/V70とか独自の世界に行って、いつか消えた感じがする。
プロセス技術もあるからIntelに追いついていくのは大変かもしれないけど、
Atomみたいな低消費電力を売りにした互換CPUをAtomより先に出していればみたいなこともあったんじゃないだろうか。