なぜBona4はdv==0のときに特徴を更新するのか?

保木さんの論文によれば、dv>0のときにv+=istepし、dv<0のときv-=istepするはずなのに


http://d.hatena.ne.jp/kkos/20090522#1243003532

if      ( dv >= 0.0 && v <= SHRT_MAX - istep ) { v += istep; }
  else if ( dv <= 0.0 && v >= SHRT_MIN + istep ) { v -= istep; }
  else { out_warning( "A fvcoef parameter is out of bounce.\n" ); }


dv==0のときにv+=istepしている
(dv<=0のdv==0は絶対成立しないよね?)
ということは、dv==0のときに特徴がプラスされるので、全体では正に傾くはず


実際に報國挺身日記の調査に寄れば、プラス方向の方が出現分布が高くなっている


これは自分もソースを読んでいて不思議で、「きっとこうした方が強いんだ!(・∀・)」と思って
密かにまねていたが、効果は解らないw←misakiが弱いので


http://d.hatena.ne.jp/kkos/20090601#1243866374

dv==0のときにv+=istepをやめてみると
ちゃんと正負に関してほぼ対象の分布になっている。


問題はなぜ保木さんがそうしているか?だけど、この前の例会のときに聞けば良かった(^^;
保木さんが間違ってやってるわけはないので、これはわざとやっているはずで、
もっと言えば、こうした方が強いからやっているんだろうと想像します。


抽象的な想像では、特徴の値が正負で非対称で、正が多めに分布するなら「プラス思考」になるので
Bona4がイケイケ思考になるんじゃないかと思う。