体内時計

http://anond.hatelabo.jp/20090227203001

■日曜日の「情熱大陸」はぜひ見るべき
 
上田泰己さんが出るから。
 
彼は33歳なんだが、すでに生物学(システム生物学)では世界的な権威だ。
20代で理化学研究所のチームリーダーになった、というエピソードは彼のサイエンティストとしての才能を端的に示しているが、
実際の業績はそれ以上だ。


 爆笑学問で見た人だったかな? 太田が「若いですねえ?」とか言ってた人(違うかも)


http://www.nikkeibp.co.jp/archives/326/326385.html

東大医学部に現役合格しながら、医師の道には進まなかった。「根本的な治療法が確立していない病気があまりに多く、
現代の医学に失望した」と上田氏は言う。

 考えてみたら「風邪すら直す根本法無いですもんねえ」
 風邪薬なんて頭痛も鼻水も熱冷ましも、全部身体を騙して「異常信号をカット」させてるだけで、
 むしろ危険っすよ(^^;(本当は寝ないと行けないのでサイン出してるのに無視)
 まあ、鼻水、咳は辛いので、止めておいて、寝て体内治癒力で直すというのは有効でしょうけど。

上田氏は、1日の中で規則的に量が変化する遺伝子に注目した。
そこで、1万個以上の遺伝子の濃度を網羅的に解析できるDNAチップという機器を使い、
体内リズムの周期に沿って量が変わる遺伝子を160個以上見つけ出した。
まるで、大きなパズルを解くような作業だが、そのうちの数十個の遺伝子の濃度が分かれば、
体内の時刻を1時間程度の誤差で計れることを突き止めた。

体内時計があるから、寝たり食べたりが規則正しく要求される
というか、体内時計があるのは何故?
それは、寝たり食べたりを規則正しくしないと、死にやすいから?
(寝ないといけないのに寝ないと、昼間に危険動物に襲われて死ぬ可能性が高まる)


バイオリズムというのは、VC++のPGOみたいに、生物の暮らしを「動的に最適化」しているのかもなー
別に体内時計無くても、寝たり喰ったりすれば「生物は生きられる」と思うんですよ。
でも、生物の長い歴史で培ったPGOに従って、食欲、睡眠欲を外部コントロールした方が、暮らしが最適化されるんじゃないかね
その点、一般の動物は性欲もPGOされていて、繁殖期にしか発情しない。
(ロングスパンの体内時計)


その点、人間は本能が壊れているから、いつでも発情できる。
壊れているというのは違うかな。
食欲、睡眠欲のレベルまで、性欲の時間スケールが短くなったんじゃないかなあ?
本能が壊れているという言い方はものぐさ精神分析の岸田さんの言葉だけど、
(生物として完成する前に人間の赤ちゃんは生まれてくる。馬なんて生まれた直後に立つ)
いつ発情して、子供を作っても、人間の群れは子供を育てられる
(動物はエサの多さが季節に依存するので、季節に合わせて子作りしないと無駄になる)


しかし、現在社会においては、収入が少なかったり出会いがないので「子作りできない」ようになっている。
季節が来れば子作りできる動物と比較して、一生、子作りできない人間社会w
本能が壊れていつでも発情できるけど、動物より厳しい子作り条件w
二次元に萌えてるのが、生物として最先端じゃないすか?ww
動物化するポストモダンというけど、全然動物化してねぇよw
性欲時計も、子作り条件もどんどん動物とかけ離れて独自に邁進する人類の進化(生物的、社会的)