次の1手を教えると学習する将棋ブログパーツ
yowaさんのテトらせおよび、テトさせに次の1手教えるブログパーツのアイデアが面白いので
(テトリス自体をWEBで遊べるようにすると権利問題が発生するから?)
これを将棋に転用しても面白いと思う。
基本的にまっさらな思考エンジンをActionScriptなりで作り、
次の1手を提示し、ユーザーが次の1手を指すと、それを正解手としてボナメソ学習する
それなりに強くするなるためにはかなりの数を教えないといけませんが、
地道に鍛錬をつめば「あなたの考え方を反映した将棋感覚」を憶えると思います。
このアイデアを実現するにはもう一つ技術が必要で、
魅力的な次の1手を作り出すことが必要です。
基本的に棋譜を流用してもいいんでしょうけど、
自己対戦で対戦しながら「この局面は面白い」と判断できたら
ユーザー「次の1手を聞く」という
進歩本で「面白い詰め将棋とはどういう詰め将棋か?」を理論的に追求した論文があるんですが、
あれを本将棋に応用してみる。
このへんのブログパーツ的には、オセロもできるし、あと麻雀の次の1手も面白いかもしれない
(麻雀のボナメソ学習はなかなか強くするのが難しくて、次の年のGPWではSVMを使う方式になってましたが……)
そういえば、プロ野球マンガで、今NTV系でアニメ放送中のONEOUTSは、
プロ野球版のカイジみたいな気がしますが、かなり面白いです。
http://park5.wakwak.com/~tanaka02b/comic/comic06.htm
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先読みの天才
yowaさんはししゃもという人工無能を作られていて、
http://yowaken.dip.jp/tdiary/20050418.html#p02
単語に区切った文章を元に、マルコフ連鎖を使って文章を作ります。 それも一つだけでなく、10個とか20個とかたくさん作ります。 より返事っぽい文章を選び出す
これってマルコフ連鎖モンテカルロ法になるんじゃないかと思います。
モンテカルロですが、いづれ囲碁も作るつもりで時々ネットをまわって勉強してるんですが、
単純ランダムのモンテカルロとマルコフ連鎖を考慮したMCMCに分かれるみたいで、
囲碁のモンテカルロみたいにPlayoutをもっともらしくする工夫(例えばパターンの導入)
というのは、結局のところ、囲碁の着手の連続をマルコフ過程と仮定していることじゃないかと思います。