「紅」新宿ロフトプラスワンのイベント行ってきました

http://www.samidareso.com/
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/


移動の地下鉄で手間取って開場7時過ぎて着いたので、席はほぼ埋まっていて、
開場の右端の丸椅子に座わりました。


「紅」のファンといっても、1話は見てないし、原作小説も読んでないし、監督のファンというわけでもないので
開場の中では薄いファンだと思いますが。


司会は集英社の人

  • 第一部

 松尾監督と制作の人達。助監督とか、衣装デザインの人とか(あのふすま絵を描かれている)
 あと、CG周りの人とか。
 紅は、CGっぽさは感じさせてないけど、五月雨荘とか車の一部、バイク、自転車は実は三次元CGであたりをとって
 その上から手書きをしているらしい。
 あとで話が出たけど、CGっぽさを出さないようにやるのは、わかりにくいので売りにならないと上から言われる苦労の話をされていた。
 ただ、絵の底上げには相当なるもよう。
 五月雨荘の三次元セットにはトイレもちゃんとあるのに全然使われてないので、最終話でトイレのシーンを作ったそうです。 



 あと、プレスコの話ですね。アフレコとちがって、前もって声を収録しておいて、それに合わせてアニメ作画をする方式。
 古くはアキラがプレスコですね。



 松尾「プレスコは声に合わせて作るから大変?と聞かれますが、むしろ作るのは楽です」
 とかなり熱く解説していた。
 そもそも、アニメの場合、時間の尺を前もって計算して測るのがたいへんな作業らしい。
 その上、アフレコ後に、編集でかなり調整するので、声優の演技力を奪うことになるらしく
 プレスコなら、声優が声優の力を全部発揮できるという考えで、三ヶ月かけて周囲を説得して制作したらしい。

  • 第二部

 松尾監督と声優の人達。環役の真田アサミさんとか、弥生役の大久保藍子さんとか


 声優の話では例の
http://blog.livedoor.jp/ultima66430/archives/846328.html
 このへんの話もあったものの「みんな書かないようにw」とあったので伏せますw


 闇絵役の木村はるかさんのことを、
 松尾「木村はるかさんの名前をみなさん覚えておいてください。声優というのは名前が売れている人が上手いわけではないのです」
 とかなり褒めてました。
 開場「名前が売れている上手くない人は誰ですか?w」
 開場「イニシャルでもいいので教えてください」
 P「……次の話題にいきましょう」



 自分は好きな弥生さん役の声優さんの大久保さん関係では、

松尾「(大久保は)仕事できますって声のくせに、飲み会の話は残念話ばっかりだな」



↑他のブログから勝手にリンク
休憩時間にも流していたミュージカルシーン。
弥生さんは左側のネクタイしている人です。
元々台詞もあまりない役だったのが、大久保さんの味もあってどんどん台詞が増えた役らしい。
最後はかなりいい役所でしたしね。


真田「(弥生って)環より台詞多いんじゃないですか!」



  • 第三部

 松尾監督とPの人達。ポニーキャニオンとか集英社とか


 奄美大島まで音楽の村松健さんを訪ねていった話とか。


 じゃんけん大会で台本プレゼントあり
 (連続四回勝って残り一〇人ぐらまでは残ったが)
 

 司会「好きなキャラは誰ですか? 拍手で答えてください」
 自分は弥生さんのファンなのでそこで拍手。
 意外にばらけてましたね。
 紅香様は拍手が開場で一人だけだったのが……(´・ω・) 紅香カワイソス


 松尾「紅香の台詞は俺の言葉が相当入ってるんだよな」
 P「すみませんって、すみませんって思ってないでしょ? って口癖ですよねw」
 P「九鳳院で真九郎が車からいなくなったときの、ありえない、も口癖ですよねw」
 松尾「電話の切り方なんかまさに俺と同じ」


 どうやら監督は銀子はお気に入りのようです。



会場では作品にちなんで「紅カクテル、紫カクテル、エビフライ、エビピラフ、カキフライ」
などが販売されてました。
自分も紅カクテル、紫カクテル、エビピラフを頼みました。


司会「今回、霜降りは用意してませんw」


となりに座っていた人が「紫カクテル」を頼んでいたのですが
お店の女性が手には紫カクテルを持っているのに、「べにカクテルですよね?」と間違って手渡そうとしていた。
(心の声)いや、あなたが持ってるの紫カクテルだし。しかも「べに」じゃなくて「くれない」だしw




しかし、熱い監督だった。色々と業界を危惧する話とかされてました。
ただ、金髪で体格もいいので、そうとう強面ですね。徹夜だと目が真っ赤になるらしくてそうとう怖いらしいです。
ただ、色々なことや立場、スタッフのことを考えて真剣にアニメ制作に取り組まれているのはひしひしと伝わってきました。
このイベントは行って良かったです。
次回作は、講談社の作品のようです。