落ちが存在する理由

http://www.hirax.net/diaryweb/2008/01/22.html#6856

おろかな言動や弱者ゆえの行為を、普通の人間が高所からながめることでワライが成立する。だから、そのままで終わったのでは後味が悪い。そこで、それがウソであったというタネアカシが必要となる。

なるほど〜


まず、「観客を騙すこと」
騙された観客は、演者に屈したわけですから、負けるわけで、その心理が「相手を認める」ことになるんだろうなと
マジックとかもそうだし、あとミステリーもそうですね。


後味が悪いというのは、ミステリーで犯罪者が殺人を犯して逃げてしまうと後味が悪いので、
最後に探偵がトリックを暴いて、「ネタアカシ」をする必要がある。
また、逆もしかりで、「悪人の話」を描くと、最後にやはり「実は善人であった」というオチが必要になる
これは、「読者を騙す」→「後味悪い話を後味良くする」
という二つのプロセスがいるのかなと思った。