クレイモア感想

いわゆるリガルド編の始まり。
ピエタ攻防戦ですね。
リガルドのすごさはマンガの方が感じましたね。
なんかこう爽快感が無いというか。リガルドのすごさがいまいち伝わってこないというか


初代ガンダムで、最終話近くなるとアムロがNTとしてクライマックスになって
「ひとつ」「ふたつ」ってドムでもゲルググでもワンアクションで倒すじゃないですか
あーゆーすごさが、マンガでリガルド編を読むときあったんですよ
胴体真っ二つとかはTV放送にしてはかなりもろにやってて、制作側のがんばりを感じますね
(さすがにフローラ真っ二つはぼかしてましたが(^^;


邪魔だといわんばかりに、激高したクレアの顔を手で押してはねのけるリガルドがものすごくカッコイイですね。
彼の目的はジーンが解説してますが、目的のために、雑魚を相手しない姿に、
「リアリティ」を感じますね。物語が引き延ばされない、物足りないぐらいに早く終わる結果になっても、
戦闘におけるリアリティを追求する(リガルドは最高に効率の良い戦闘をしている)
マンガを読んだとき「うわすご!」って思いましたよ


一方で、ラキXプリシラは、マンガとは変えてきましたね。
原作ではラキはほとんど出てこなくなってしまいますが、2クールで終わらすための
独自エンディングへの布石でしょうね


ラキ「イースレイはプリシラが妖魔だって知ってたの?」
イースレイ「妖魔じゃないよ。覚醒者だ。人がなったものだよ」
ラキ「(゚Д゚ )」


繰り返しますが、クレイモアの凄いところは
「髪の色がみな似たような色で区別がつきにくい」(らき☆すたのように髪を青、ピンクなどのキャラを入れるのが最近は一般的)
「鎧もほとんど同じで区別が付きにくい」(胸の所の装備が一人一人異なります。あと紋章ももちろん違う。
ヘレンは手足が伸びるので、手足がストッキング?な黒いものを装備してます←アリシア装備と同一)



このへんは演出上は欠点と言ってもいいと思うのですが、本来はそれが普通です。
リアリティがあると言っていいと思います。
映画の「墨攻」を見ていて、鎧が全部黒系でキャラの区別が付きにくいけど、それがリアリティを生んでいると感想を書きましたが、
クレイモアも同じような「こだわり」を作者が実践していると思います。
読者や視聴者が多少わかりにくくても、変な演出はしてないわけです
(髪の色が大差ないと、顔でキャラの書き分けしないといかんですし)
なかなかできることではないと思う。
鎧なんてキャラ毎に大きく変わるのが普通でしょう。
ある意味、量産型ザク、ボトムズのAT乗り捨て=人間にとっての銃・理論と通ずるものを感じますね。



しかし、2クール目になってもOPもEDも変化しないんですね……