エンドユーザーが調整可能な評価関数を搭載した将棋ソフトはどうでしょ?

ゲームには、たとえば古くはマッチメーカーや、アーマードコアのような
ロボット同士の戦術をプログラムできるゲームがありますが、
将棋もエンドユーザーがプログラマブルなソフトもいいと思うんですよね。

もちろん「うさぴょん」みたいなオープンソースなソフトもあるし、「れさぴょん」みたいな選手権にでれるライブラリもあるけど、
プログラマでも無いエンドユーザーにはコンパイルは敷居が高いし、
まして自分で強さをコントロールできないと、わざわざコンパイルする意味もない。


というわけで、評価関数のたとえば、王の周りの敵利きの得点とか、飛車の移動可能マスの得点とか、
特徴の重みの部分を外部テキストファイルを読み込む仕様にして、
ユーザーが自由に調整できるソフトを作ってみようかと思います。
駒の価値も変化可能にすれば、「俺は飛より角が好きだし、角を大事にして欲しい」と思えば、
角の価値を上げればいいわけです。


そうすればプログラムの知識が無くても、自分で強さをコントロールできるし、別の人と対戦もできるようになる。


将棋ソフトはもうアマチュア高段レベルで強さはもう関係ない世界に来てます。
教育システムが優れてるとか、定跡が入れやすいとか、そういう方向性が大事なんですが、
もうひとつ、「自分で将棋ソフトを作って対戦させたい」というニーズも今はあると思います。


上記のロボット対戦ゲームにしても、本筋は、自分がロボットを運転して戦いたいはずです。
たとえばガンダムが好きならガンダムに乗ってザクを倒したいでしょ?
でも、それとは別に、ガンダムが自動的に動く戦術を入れておいて、
お互いに戦わせたいという楽しさもあるはず。
知能ロボット戦争の分野。現実の戦争はそうなりつつあるのに(無人ステルス偵察機が飛ぶ時代)
アニメやSF映画がやや現実に追いついてない。


たとえば、レイズナーなどAIを搭載しているロボットアニメは過去にあったが、それはアシストにすぎない。
鉄人28号もラジコン。


自律行動型は、ガドガードぐらいかな?(ま、リューナイトとか……)


半分自律だと、ブレンパワードイデオンとか。

フルメタルパニックも、AI搭載(声は田村ゆかり)なので、有事には勝手に動きそう。
FSSのモーターヘッドとか、キングゲイナーもそんな感じ。


いかん。話がそれた(w


要するに、将棋は自分が指すのも楽しいかもしれないが、強さをコントロールしてソフト同士を戦わせるのも楽しいので、
そこにもニーズはあるはずってこと。
問題は、それをエンドユーザーレベルに広げる仕組みを考えると面白いってこと。
実際やってみないと判らないけど、プログラマブル「みさき2007」ってことで、sikou.dllだけ公開するかもしれません。
選手権総合23位でたいして強くないですが(w
「あなたが評価関数パラメーターの重みを調整すれば、もっと強くなるかもしれませんよ」みたいなスタンスもありかと。