みさきの結果は総合23位

1次予選を4勝3敗の7位で通過
2次予選は3勝6敗の20位。決勝シード3ソフトを足して、総合で23位になりました。


始まるまでは緊張しました。1次で負けた「あやまり将棋」「遠見将棋」「棚瀬将棋」はいづれも二次シード以上なので、
まけても仕方なく、勝てる相手にはすべて勝ったと思います。
2次予選になるととたんに勝てなくなって、たまたま「遠見将棋」に勝てて、
「1勝できればいいや」と思ってました。自分としては二次に来れたので、充分満足でした。
「遠見将棋」は、1次でも先に駒得できたので、相性が良いのかもしれません。
成績を考えても勝てなくて当然の相手ですね。


あやまり将棋は、対戦してて勝てる気がしなかった。なんか苦手な感じがします(笑
DFPN詰め将棋搭載とのことで、詰めも強そうです。
私は証明数詰め将棋ですが、不詰めがすぐ判らないので、指定したノードを使い切って終わることも多いので、
少ないノードしか与えてません。
詰め将棋じゃないから、詰ます能力は証明数探索で充分かなと思いますけど……。



マイムーブ戦も悔しかったですね。
連敗中に対戦したので、ちょっと意気消沈してました。
その後二勝できたので、良かったです。
まったりゆうちゃんも1次予選では「すぱーんと馬作って勝った」ので、負けたのは悔しいですね。




あと、自分ではよく分かりませんでしたが、
会場では「反復進化がよく回っている」と言われましたので、
読みが深かった?のが勝因と思います。


HistoryヒューリスティックでReduction & Re-Searchをしたのも反復進化がよく回った原因かなと思います。
FruitChessのソースをよく読んで深く読める秘密を探りました。
ただ、王手1手延長しかしてないので、ReCap0.5手延長をしないと、取り合いの水平線効果の影響が出ると思います。
全体の反復進化も回したいので、難しいとこかもしれません。
直前に作った高速1手詰め(ただし打ち詰めだけ)も、効果があったかは検証してませんが、
おそらくあったのでは?(静止探索が正確になって探索ノードが減る)
Bonanzaが3手詰めをしてるらしいので、自分も3手詰めを構想中です(決勝戦の朝にバスに乗り遅れたので、木更津駅前のマクドナルドで研究してました)


ただ、評価関数に問題があって、飛がすぐ自分の歩の上に乗り上げる悪型を選んでました。
(自分より前に歩がないとプラスなので)
あとは、打ち込みにバグがあって、予選参加時に浅い探索では打たないとか対策してたんですが、
浅い段階で打たないと1手必至がすぐ判らないので、多少修正をしたら、おかしな打ち込みをしてしまい、
最終的に元に戻しました(選手権会場で修正はやるもんじゃない!)
修正をするなら、完全に結果を評価できる評価システムを構築する必要があると思います。
(いくつか次の1手問題で確認した)


今回、直前に作った詰め部分木モドキとかHistoryを入れてなかったら2次には行けなかったと思います。
短時間でまともに動くモノが作れたので運もあったと思います。
とにかく二次予選に行けて、すごくうれしかったです。
来年は、二次シードを狙います。
K-Shogiの強(現バージョンの長考・25分切れ負け)に時々勝てるレベルに仕上げたいと思います。
遠見将棋さんはK-Shogiの強にときどき勝てるそうなので、今回はそのへんが二次シードレベルだったかなと思います。