東京国際フォーラムでソフコンの表彰に参加してきました

昨日、東京国際フォーラムで開催されたWILLCOMの展示会で
ASCII主催のW-ZERO3ソフコンの表彰式を開催してくれるということで、参加してきました。
前もって出展者控え室に入ったんですが、
金賞や部門賞の受賞者も集まってました。


その後、会場内のステージにあがってソフトの紹介とアスキーの遠藤さんから表彰状を頂きました。
会場ではお客さんに拍手を頂きましてうれしかったです。
表彰式の後は、受賞者とWILLCOMアスキー、シャープの方でお茶会が開催されました。
隣の金賞の方とよく話したのですが、すごく優しそうな感じの人でしたよ。

  • 金賞受賞の書籍のバーコード読み取って蔵書管理するソフト

金賞は本のバーコードを読み込んでAMAZONに問い合わせて本のタイトルなどを取得して
蔵書管理をするソフトですが、
実際に使わせてもらうとバーコードの認識が凄く速いです!
WーZERO3の二次元バーコード読み取りは、写真をとって行うので、
うまく行かない場合は何度も取り直すことになりますが、
このソフトのバーコードは、自動認識なのでカメラでかざしてると素早くバーコードを
認識して取得できるもので、
たとえばお店のレジのPOSシステムと比較しても、遜色ない読み込み速度でした。


会場にはソリューション展示も多数あって、ZERO3にバーコードスキャナーをつけてPOSとして提案してる展示もあったんですが、
このソフトを使えば、バーコードリーダー自体がいりません。
日頃、よく図書館を利用するということで、「この本借りてかも?」なんて状況のために
使われているようです。
聞いてみると、ZERO3はソフコンのために初めて購入して、WindowsMobileの開発も初めてされたそうです。
(会場では他の受賞者も携帯をあまり使わない人が集まってるようでした(笑)
バーコード認識部分は、C++によるネィティブでDLLとして、GUIC#から呼び出されてるそうです。

  • ZERO3部門は本体の動きに連動して画面内のティーポットが動くソフト

右隣は、ZERO3部門賞受賞の方(KDDIの研究所)で、画面上のティーポットがZERO3を動かすと連動して動くというものですが、
カメラで撮影した映像から、回転や傾き、机との距離を認識して、ティーポットを動かすソフトです。
これも実際に試してみたかったので試させてもらいました。
研究所では画像認識をされているということで、画像の動的変化から運動量を割り出す計算をされているんだと思います。
右に回転されると右へ、左に回転させると左へ、見事に連動してました。

  • カメラの映像にアクセスするのに苦労

金賞も部門賞もカメラの画像を認識するという特徴は同一ですので
「お互い、同じ苦労をされたんじゃないですかあ?(笑」みたいな話をしてました。
なんでもDirectShowというAPIを使われたようで、なかなか苦労したようです。
金賞の方の話では、初代03とesで若干振る舞いが違ったようで(そのために二台買われてます(笑))


目の前に、WILLCOMの方と、アスキーの遠藤さんが座られたので、色々とWILLCOM関係の話なのも( ´Д`)
授賞式の会場では、WILLCOMの副社長の方からも名刺を頂きました。
表彰状なんか卒業証書ぐらいしか(表彰状か?)もらったことないし、ちゃんと立派な筒もくれましたよ(笑

  • デジタルコンパスの解決編

アスキーの遠藤さんが書かれていた「デジタルコンパス」ですが、
遠藤さんに聞いてみると、
私がやった位置情報の動的変化による進行方向の判断ではなくて、
時間による太陽の方向を計算して、太陽の方向から北を判断するアイデアでした(・∀・)
なるほど!
これはこれで便利そうなので、03naviに組み込みたいと思います。

  • 遠藤さんといえば

黄色い眼鏡をかけたアスキー執行役員の遠藤さんといえば、
月刊アスキーの編集長ですよねえ。
初めて月刊アスキーを買ったのは、中学生の時で、感慨深いですねえ。
まだ覚えてるけど、福岡の唐人町ってとこの近くの黒門書店ってとこで、
初めて月刊アスキー、月刊マイコンをかったんですよね。
雑誌の裏にパソコンのキーボードの写真が載ってて(たしか富士通のFM-8?)
パソコンを持ってないので、代わりにキーボードの写真をたたいてました。
プログラムも作って動かしたことはなかったですが、BASICは覚えてたので、
プログラムを作ることはできました(これが本当の机上の計算(笑))