オーダリングの性能評価

オーダリングの性能評価をしてみました。

プロの棋譜20局で棋譜の手がオーダリングの何位に入っていたかの順位の合計。


noOrder: J=61192.0(32.6%) (オーダリングなし最下位)

SEE: J=39116.0(20.8%) (SEEオーダリング)
QUI: J=28864.0(15.4%) (静止探索オーダリング)
VDIFF: J=39533.0(21.0%)  (位置評価オーダリング)


という結果になりました。オーダリング無しが最下位は当然としても、
先手は上から、後手は下から手を生成しているので、(動く手全部、それに打つ手を加える)
ので意外に30%台もあるんですね(^^;


静止探索はコストがかかるのでトップでしかしてませんが、SEEと比べても5%の違いしかない……
一方、試しにやってみた局所評価(駒得、成り、王との駒位置評価)のオーダリングが、
SEEと変わらない結果に(^^;
最小コストなのでSEEオーダリングやめてもいいかも(^^;
全体での総計評価なので、分散とかはからないとなんとも言えないのかも。