プロ棋士の20対局を使って学習成果を評価してみました

250局ほど学習しています。


★学習位置評価・無し+SEEオーダリング
★学習位置評価・無し+静止探索オーダリング
★学習位置評価・あり+SEEオーダリング
★学習位置評価・あり+静止探索オーダリング


の順番で試験を行いました。
プロ棋士の対局20局をつかって、棋譜の手が、オーダリングの手の上位何番目に入っているか?の割合を求めました。
理想として、必ず1番にオーダリングされていればオーダリング=棋譜と同一になります(んなことあり得ないですが)



★学習位置評価無し+SEEオーダリング

#19-111 [156手]▼0-68金打 Lpv=154.0/156 Jpv=50228.0 (28.4%) (0.1min)
#20-129 [274手]▼0-88金打 Lpv=246.0/274 Jpv=53818.0 (28.6%) (0.1min)

★学習位置評価無し+静止探索オーダリング

#19-111 [156手]▼0-68金打 Lpv=147.0/156 Jpv=43466.0 (24.6%) (0.6min)
#20-129 [274手]▼0-88金打 Lpv=8.0/274 Jpv=46377.0 (24.7%) (0.6min)

★学習位置評価あり+SEEオーダリング

#19-111 [156手]▼0-68金打 Lpv=154.0/156 Jpv=50228.0 (28.4%) (0.1min)
#20-129 [274手]▼0-88金打 Lpv=246.0/274 Jpv=53818.0 (28.6%) (0.1min)

★学習位置評価+静止探索オーダリング

#19-111 [156手]▼0-68金打 Lpv=148.0/156 Jpv=35551.0 (20.1%) (0.6min)
#20-129 [274手]▼0-88金打 Lpv=217.0/274 Jpv=38507.0 (20.5%) (0.6min)


そういえば、
SEEオーダリングでは評価関数を呼ばないので、学習あり・なしで差はありませんでした(´・ω・`)ショボーン


次は、評価関数を使っている静止探索オーダリングで比較した場合、


「学習なし」では、静止探索オーダリングの結果、
棋譜の手がオーダリングの上位何手目までに入っているかの割合が24.7%でした。


一方、「学習あり」では、割合が20.5%と、4.2%向上してました( ̄ー ̄)ニヤリッ
良かった良かった(゚Д゚ )クマー


ま、でもこのくらいは手動で作っても向上すると思うんで、たいしたことないです。