その他ドラマ

のだめ以外のドラマですが

14才の母
いちおう全話みましたが、話題性はあるかもしれませんが、
後に何も残らなかったです。もう一度みたいとも思いませんし。
例えば、あの編集長。あそこまでひどい書き方をして、しかも女社長を破産に追い込んでるんですよ。
その割りに、接してる当事者があまり不快に思ってるように見えないし、
本質はアフリカ飢餓取材をしてたりと、芸能記事を軽蔑していることはわかるんですが、
やってることがあまりにばらばらで、すごいご都合主義を感じる。
全体的にご都合主義が多いと思った。


・役者魂
1話を見たときは、これは面白い!と思ったが、続けてみるうちにつまらなくなる。
なにがつまらないって、あのオペラ俳優の心を雪解けさせていく行為そのものに、
なにも面白みを感じない。そもそも、あんなおっさんがどうなろうと自分は知ったことではないし、興味なし。


・DRコトー
要するに最終回だけ見れば済む感じ。「助からない可能性はあるかもしれないけど、助かる可能性もあると思います」
そんなこといってたら、世の中証明できることは何も無いですよ。不確定性原理とかもあるし(^^;
無医村島に行って地域医療も大事だけど、有能な外科医が医者が一人しかいないような孤島の診療所で頑張っても
効率が悪いと思う。もしコトーが国立の医大を出てるなら、税金をたくさんもらって卒業してるんでしょうし、
別に島の人を助けることも悪くは無いけど、別にあの人がいかないでもいいと思う。
ERなんかを見てると、「なんか違う」って感じがする。黙って感動しとけって感じ?


もうちょい掘り下げると、のだめカンタービレで、
千秋は、才能も人脈も容姿も恵まれれるわけです。
でもRSオケの面々にしてみれば、国内に残ってもらった方が助かるし、もっと千秋といっしょに音楽をやりたいと思う気持ちもあるでしょう。
でも、あえて千秋を海外に笑って送り出すわけでしょう。


それは、千秋が才能があるし、海外に行けるチャンスもあるならいかないともったいないからで、
それは、千秋のことを考えているからだし、もっといえば、海外で活躍したくても、才能や運も無く行けない自分にとって
行ける人間が行かないというのは、「自分をバカにしている」ことになるからと思います。
生きたいくても行けない人間がいるのに、行けるのに行かないのは失礼なんです。
どんなにバイオリンを頑張っても自分は推薦してもらえないし、留学もできない。ましてやプロオケに行けるとも思えない。
だからこそ、行ける人間には行って欲しい。行くことが礼儀だし、行かないことは行けない人間をバカにしてると思います。


そう考えると、高度な技量と才能をもっているDRコトーがしょぼい診療所でくすぶってるのは、
彼より技量が劣るけど、大学病院で頑張ってる医者にしてみれば、失礼と思うんです。バカにしていると思うと思います。
ほんとうにDRコトーのことを思うなら、島から出ていって世界レベルで活躍してくれと思うべきじゃないでしょうか?
家族。島の仲間。そんな言葉でごまかしていいのでしょうか?


「どうして勉強しないといけないんですか? 好きでピアノを引いているだけでいいじゃないですか」
島で地域医療。それでもいいかもしれないけど、
高度な医療を志して、でも才能、技量が伴わなくて、活躍できない医者にしてみれば、できるのにやらないなんて失礼ではないでしょうか?
のだめが留学すべきか幼稚園の先生になるべきか。
それが判るのは5年、10年、20年かかるかもしれない。
でも「プロはなろうと思ってなれるものではない」千秋が言っていた。
だからこそ、なれるチャンスがあるものはチャレンジしないと、チャンスの無い人間に対して失礼なのだと……。