シグモイド関数を使う意味をきちんと理解してなかった

特徴ベクトルを追加しても目的関数があまり向上しなかったと書いてましたが、

そもそもシグモイド関数は、教師を増やすために分解能をわざわざ広げるために導入しているんでした。
理想的な、階段関数にすれば、棋譜の手より評価を良いと判断した手しかカウントしませんから、
生成された手が減るのは当然です。
シグモイド関数を導入すれば、棋譜の手よりも悪い(このへんが分解能)と判断した手も生成されますから、
生成手が増えるのは当然でした(´・ω・`)


実際は、階段関数では棋譜の手の評価値より大きい場合は、一律1.0に扱いますが、
シグモイド関数なら、差が小さいときは、0.6とか0.7扱いですから、
0.5より低い場合を一律して0.0と扱わずに、0.4とか0.3とかして、生成手に加算することから、
あわせれば、階段関数とシグモイド関数でも、総計した数値(=生成手)はさほど変わらないはず。
何をしたいのかと言えば、棋譜の手の評価値より低い場合は、一律して切り捨てるのではなく、
シグモイド関数が0.4を出すのなら、より0に近づける努力を、特徴ベクトルを変更してやりなさいということかと思う。