GPW2006について

しばらく更新が止まってましたが、ひたすら学習を研究中です。

  • TACOSのパターンによるN-Gram、端攻めタイミングの判定
  • 激指の実現確率のN-Gram統計化
  • DF-PNとλ探索

などが興味深い発表でした。


そしてなんといっても、保木さんによるBonanzaでの評価関数の自動学習の仕組み!
これには驚きました。
将棋方程式は解けた!んじゃないかと思いたくなるような内容だったと思います。
内容に関しては、数式は学生以来ほとんど使わずに生活しているので、非常に難解でしたが、
勉強したいと思います。



会場では、マイムーブの西村さんと同室で、朝ご飯や昼飯もご一緒させて頂きました。wildcatの花井さんにもお世話になりました。
今回は、TACOSの橋本さんや、山下さん、大槻さんや、保木さんなどなかなか選手権では話のできない方々とお話ができたのも良かったです。
(決勝のチームとは選手権ではなかなか接点無いですしねえ)
それと、日ごろブログを読ませていただいてお世話になっている 駒得少年の冒険、フダンの記録などのGPW将棋の面々とも。どうもお世話になっております。


出場マシンは、YSSなんかもGPW杯ではIBMのサブノートでしたので、選手権よりは雰囲気がやわらかいですね。
ただ、出場チームは半分は決勝レベルの強豪ですので、かなりレベルが高いと思います。
バグが入ってるようで、オープン戦より弱くなっていたようで、結局1勝がやっとでしたが、周囲の面子を考えれば、ちゃんと作っていても二勝できたかは疑問です。
その点、今回、マイムーブはかなり強くなっていた印象でした!(Spearにも勝ちましたし)