Bonanza関連

>Bonanza相手に8割勝つプログラムが、なんでうさぴょんに負ける!?
GPSさん8割勝つとか書いてましたっけね?
速報を読んでると、8割くらい負けてませんでしたっけね。
そのなかでもYSSに特に負けているみたいなことを書かれていたような。
しかし、KCCはしぶといですね。なんだかんだで決勝シード獲得してるし。



>[*2] これまた全く余談だが、小宮日記内でみさきが短手数でBonanzaに勝ったという話には、正直腰が抜けるほど驚いたが棋譜を見て理由が直ぐ判った。そしたら速攻で内容が書き換わっていた(汗)


先手と後手を勘違いしただけですって(T∀T)



今回、Bonaと朝日名人との対戦を見ていて、将棋素人以下の私が思った
「なにが勝敗を別けたか」ですが、
まず、bonaの角が周囲を囲まれたところに閉じ込められて、死に体にされましたよね。
その後、BONAの読み筋と全然違う受け方を名人がされたのと見たんですよ。
ある意味、BONAの予測の範囲を超えていたというか。
けっきょく見てるとbonaは13手しか読んでないんですよ。最大でも。
普通の前向き枝刈りの将棋で決勝に出てくるようなソフトは、探索延長で瞬間的に30手とか読むと思うんです。
それに対して、bonaはたしかに最高に良い手を作ってきますが、13手より先のことは判らないので、そのへんにわなをしかけて、人間は勝った
という感じがしました。
CSA例会の概要で、bonaが評価関数を学習で作って成功したのは、チェス系ゲームで画期的なことだと紹介されてました。
そのへんの仕組みがCHESSの文献を当たっても謎で、bona作者のオリジナルな研究成果かもしれませんね。
詰め将棋を呼ぶタイミングを、王の固さを学習させて判断するみたいな研究は読んだんですよね。ライエルさんの論文だったかな?
SVMとかで、王の固さ、たとえば、利きとか持ち駒とか、王の位置とか、そのへんの特徴を元に、詰みがありそうかどうかを、学習させる。
実戦ならどっちが詰んだか判りますから、後ろからさかのぼれば、どっちの局面に詰みがありそうかは、言えるし、それが教師になるわけで。


いわゆるbonanza囲いも、bonaの評価関数が堅いと判断してるからあーなるわけで、それも謎を解く手がかりですね