コンピュータチェス

電車の中で、コンピュータ将棋の進歩とか関係書籍を行きかえりで読んでるんですが、
今日は、サイエンス社のコンピュータチェスを読んでましたが、
チェスは、駒が減ると増えないので、
終盤は、たとえば5駒のみの場合は、どの位置にある場合に詰む・詰まないを
終盤データベースとして持っておくと良いわけですが、
そのデータベースを作る話が書いてありました。
ポーン以外は、すべて回転対称に動けるので、ポーンが無い場合は実際は探索数をすごく減らせるんですよね。
それで、残5個がすべてわかれば、残6個も、ひとつ駒がなくなった時点で、残5のDBが使えるので、駒がひとつ減るまでを探索するだけで済みます。それを繰り返せば、残nの場合の終盤DBが作れる。なるほどなー。
将棋の場合は、縦の動きと横の動きが違う駒が多いので、回転対称は少ないですが、それでも上下の天地反転と、左右反転の同一性はありますね。