うさぴょんと同条件で戦わせてみる

試しにうさぴょんと同じ条件で戦わせてみた。
LV3 20秒モードである


昨日のままの思考ルーチンでは無く、改良を加えている。
朝、KFEndの解説をすべて印刷して電車の中で読んでいたのですが、

着手可能手を生成したのちに、静止探索の値でソートしてから
探索すると良いらしい。
けっきょく1手読みと同じかと思ってたが、
よく考えると1手読みだと、
評価値=-無限大
適当な手で、まずretvalが決まって、
以下は、そのretvalを上回る数値が出るまで、手のソートが行われない。
要するにソートになってないのである。
つうわけで、ここはソートをしてみた。


あと、今まではretvalの初期値は先手は-無限大、後手は無限大からはじめていたが、
実際は、先手はalpha値、後手はbeta値でいいわけだ。
あと、静止探索はMinMax探索していたので、ここもalpha-beta探索をするようにしてみた。


以上の改良で、140Knode/sec程度の速度に回復した。
Bonanzaの約半分ぐらいかな?
でも、静止探索の探索ノードも、探索ノードに数えてるのでちょっと違うかも。
読み手から確実に強くなったのが判る。


また、うさぴょんが実際はどのくらい強いのか試しに自分で戦ってみた。
LV1の10秒モードだが。なんと勝ててしまった。
昔の自分ならとても勝てなかったが、一日中将棋のことを考えているうちに
棋力が増したらしい(笑) これは嬉しい誤算だ(笑)



つうわけで、うさぴょんLV3戦である


途中経過図。自作は後手なので、角道を空けられた上に、飛先まで突かれてしまった。
本来なら金や銀で受けるべきだが、王の移動を評価してる関係で、
王が金銀の進出を阻むまずい展開である。
昔の自作ならさらに角が1筋に動いて、敵の香車の餌食になるところだが、
それはせずに、中飛車に振ってきた(笑
もちろん定跡はいれてないので、たまたまだが‥‥
さて、


この後、飛車先を突いて「と金」を作る自作。
うさぴょんは取る一手である。
なにを考えて突いてるか判らないが、飛先の歩が無くなると高評価してるので
そのせいかと思われる。
自作は、うさぴょんが金で受けるという予測をしていたが、
ここでなぜか、金が左に上がってしまい、
そのまま即勝してしまった‥‥(汗)

いいのかそれで‥‥
自分でうさぴょんと対戦してみても思ったが、
打ち間違って、タダで取れるのに、取ってこないことが多かった。
なんでなんだろう‥‥。
でも、LV3に勝ててしまったのはすごい嬉しい。


ついでにBonanza1秒モードの胸も借りてみよう。


戦わせて見たが、全然だめだった‥‥
Bonanza見てて凄いのは、たとえ大駒がタダで取れるときも、敵軍への楔が
なくなるくらいなら、大駒を取らずに、援軍を呼ぶあたり。
歩を打ってくるのが絶妙。このへんは全然予測ができてないので、
自作はダメダメである。