詰め将棋関係


http://toybox.tea-nifty.com/
こちらで拾われていた。詰め将棋関係のサイトのようです。
ニュースも網羅されているので過去ログも読んでみます。


http://www.pluto.dti.ne.jp/~rinou/
あとrinrin王国から、昔の「2ch言葉は情報圧縮」が関連でリンクされていた。
懐かしい。
ある意味、遅れてきて2ch言葉がはやってる状況だなあ。
最近はなるべく使ってないけど。
もともとの「BLOGを書いても文章力は上がらない」って記事も読んだけど、
そうだと思うよ。文章って書いてもうまくならないで、
うまくなるのは、やはり名文を読むことだと思う。
読むことで、リズム、表現を盗むわけで、自分が書くのは、
盗んだことを表現するだけだから、ただ消費しているだけだもん。
もちろん書いてるうちに自己組織化されて、なにかつかむ可能性はあるだろうけど、
そういえば、中島梓さんも小説読本で、小説を書きまくっても小説は上手くならないって
書いていた。世の中、書きまくればうまくなるって風潮なので、
そのへんも思い出したり。
でも、スポーツは別だよなあ。あるいみ反復練習だし。
小脳で覚えることと、大脳皮質?で覚えることは別かもしれない。




>私の中では今でも最高傑作の5手詰。
http://www.shogitown.com/tume/short/short01.html
将棋タウンの方が褒めている詰め将棋をやってみました。


>是非、自力で解いて下さい。
 すみません。自力じゃな無理なのでPCで‥‥
 答えは見てません(笑


※詰め将棋なんで、ネタばれでかまわない人だけ続いてください。





持ち駒
9 8 7 6 5 4 3 2 1

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・ ・ ・ ・ 龍 銀 ・v玉 角
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・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 桂 香
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持ち駒


一見、5二の龍で空き王手をしかけるかのように感じるが、
違うようで。


投了図は以下だった。
正解は成桂に同王なのだが、わたしの思考ルーチン(詰めルーチンではない)は逃げてしまい
早く詰んでしまった。


持ち駒
9 8 7 6 5 4 3 2 1

                                                        • +
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 馬v玉
・ ・ ・ ・ 龍 銀 圭 ・ ・
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・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ 香
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持ち駒


今日ははじめて大江戸線の中井乗換えで帰ってきたのだが、
電車の中で、「コンピュータ将棋」(サイエンス社)を再読していた。
柿木さんがK1.5のルーチンを解説していて、
詰め将棋を早くとくには、持ち駒は「桂馬」から使ったほうがいいと書いていて、
上記の問題はまさに「典型」と思う。

ちょっと考えると桂馬ってのは、利かすところがピンポイントなので、後で指そうとする
変化によって使える場合と使えない場合に分かれるので、その駒自体が意味がなくなってしまうと思う。
これは本将棋の終盤というより、パズルとしての詰め将棋に特化した考え方だけど、
序盤に桂や香を使う場合が、早く解くと言うのは、そういうことじゃないかと自分としては思った。
自分は棋力は全然無いので、勘違いかもしれないけど。


他にも色んな工夫が書いてあって、以前読んだとき判らなかったことがけっこうあった。
目からウロコがこぼれまくりだった。


読みが深くなっていくと、駒を取る手・ぶつける手とかだけを着手可能手として先読みを続けることで、
「先細り」でより深く読めるらしい。考えてみたら確かにそうだ。
よく、静かな局面になるまで読めというが、駒がぶつかりあってる部分だけを読み続ければいいのだ。
そのほかの手は、静かな手なので、読みが深い場所では、無視していいはずなので。それは読みの深さに依存しないはずだから。


森田将棋の解説を読んでいると、ファジーの概念でやろうとしたが生きてるうちに無理なのであきらめたと書いてあったけど、
これって激指とかの実現確率にそうとうするんじゃないかと思ったけど‥


最後の座談会チャットで、ニューラルネット富士通が詰め将棋を解いた話とか出ていた。
あと、何年で名人を負かすか。この本は90年の本だから、もう15年たったわけだけど、あと20年とか30年とか言っている。
と考えると、あと5年、10年だからけっこう当たりそうな気がする。角落ちですでのプロに勝ってるわけだし。


今後はハード的には、マルチコアが進むだろうから、2,3年たてば、4コアCPUとか8コアCPUも普通だと思う。
集積度はhigh-K材料でなんとか下がってるし、むしろマルチコアのほうが消費電力で有利となにかの記事で読んだし。
単純に集積度が面積で二倍下がれば、同じコアが二個入るわけだし。
2コアでも、たとえば、片方で通常探索、もう片方で詰めろ探索をやっていれば、時間も無駄にならないし。終盤は。
序盤は、定跡探索と通常探索を平行してやるとか。中盤は、攻める探索、守る探索を平行してやるとか、
色々工夫できそうで面白そう。やはりAthlon64 x2を買わねば‥‥


CELLも面白いだろうなあ。ベクトルプロセッサがいっぱいあるし。
CELLを搭載したPowerMacとか出れば面白いのになあ。
SIMDってけっきょくベクトル命令はベクトルプロセッサと思っていいのかなあ。
そう考えると、ARMもあるよな。SIMDなやつ。NintendoDSに搭載されてるのってそうかな?


詰め将棋に限れば、クラスターで並列計算した論文はコンピュータ将棋の進歩に報告されているけど、
ハードウェア計算機も、国内じゃなかなかやるとこいないだろうし。IBMもやらんだろうし。そのうち囲碁IBMがやらないかな。ハードで。