プロジェクトX 「みどりの窓口」
旧・国鉄の特急の指定席をコンピュータで発行する仕組みを作り上げる話。
国鉄→日立って感じでプロジェクトができたらしい。
初めは、中華料理屋の回転テーブル(トリビアで見たけど、あの回転卓を発明したのは日本人らしい)
みたいなものに列車ごとの予約票を入れておいて手動で、予約を受けてつけてたらしい。コンピュータ以前は。
いやー凄い凄い。それだと指定席を予約するのに半日かかったってのも頷ける。
で、国鉄から無理な要求(無知な要求とも言う)苦労して日立は世界初の予約システムを作るのですが
「二重発行どころか、三重発行もやらかす始末」
システム的には、同期ロックが取れてないってことでしょうが……。なにせ大昔ですから。
国鉄から日立へ30人ばかり出向してもらって、プログラムを教えて、いっしょにシステムを作る。
初めは「互いに分離して交流が無かったが、お誕生日会を開くようにして、だんだんと団結感が生まれ、今に至る」
って感じでしょうか。
Panafacomとか松下と富士通の合弁会社もたしかありましたよね。あれも内部的に分かれて色々と難しかったとか聴いた覚えがありますが、誕生日会をやれば良いのかもしれませんね。(あ、PFUのことか)
大学紛争で新宿駅が襲われて端末を破壊されて、復旧で徹夜が続いた日立の技術者が過労で鼻血が出たって言ってましたが、
ほんと迷惑な話ですね。大学生ならいい大人なんですから迷惑をかけないでほしいものですね。