ガイアの夜明け「塾」
現在の塾ビジネスの現在をレポート
この前、爆笑問題の三時間スペシャルを見たけど、
そこでも「先生の問題」をあげていた。
公立学校はもういらないのではないか? という問題提起。
アンケート結果で生徒の過半数が、塾の方が、「先生が知識が豊富」で「解りやすい」と答えていた。
しかも「学校で解らないと先生に聴いたら、塾で教えてもらえ」といわれたとか、なんか致命的だな(^^;)
「学校は勉強だけではなく、しつけ、社会適応力「も」教えている」
という反論もあったけど、
昨今のロリコン先生などを見るとなんの説得力も無い。
先生はたくさんいるから、ダメな先生ばかりがマスコミのせいで目立っていて、全体の印象が悪く作られている。
という反論もあったけど、それはあるかもしれない。
しかし、公立の先生に市場原理が働かないので、「やる気」が無くても、「やっていける」という問題はあるでしょう。
市場原理が働く、塾や予備校と比較して、先生が負けているのは仕方が無い。
キャラの立つ、優秀な人間しか、民間の教育機関では残れないので、そんな優秀な講師と比較されれば、公立の先生のレベルが低く見えるのは仕方が無いだろう。
ガイアの夜明けでは、完全に個別授業をしている塾が、二桁成長を重ねている例があげられていた。
公立の学校が先生の数を増やそう、クラスの生徒数を減らそうと頑張っているといっても、民間は「そのもっと先を進んでいる」
しかし、市場原理が一番かどうかはわからない。教育とはそもそもなんなのか。
市場原理が進むと金持ちの子供しか「良い教育を受けられなくなる」
教育を受ける権利を保障するためにも、公立学校がいらなくなることはありえない。
ゲストで、榊原郁恵が来てて爆笑問題が「でも子供は私立なんでしょ?」と聴いていた。
芸能界は「私立だよな」それはそうかもしれないが、さらに
最近人気のある弁護士の人が「いい学校だと同じレベルの人間ばかりが集まるので、それじゃだめでしょう?」
と問題提起。
それに「同じレベルの人間ばかりじゃありません!」と榊原は答えたが、
「窃盗団になるような子供はこないでしょ?」と反論されると、何も答えられない。
窃盗団になるかもしれない子供と一緒に学ぶことが、教育としてはプラスになることもあるだろうし、マイナスになることもあるだろうし、
それを温室ビニールハウスと比較するのも強引かもしれないけど、教育は難しい問題ですね(^^;)