ガイアの夜明け「夢のエンジン・自動車自律走行」

 以前、NHKサイエンスゼロで自律走行を扱いましたが、ガイアの夜明けでもきました。

 ロータリーエンジンって「なにが長所なの?」と思ってましたが、
 回転運動だからレシプロ(普通のピストン)エンジンと比べて、縦振動が無いので、音が静か、振動少ないって利点があるんですね。
 しかし、フォード傘下になって不況でロータリーエンジンがなくなりかけたのとを技術者が押し戻し、
 そして今回「水素ロータリーエンジン」の開発をやっているそうです。
 いわゆる燃料電池での電気自動車だと「自動車としての楽しみ」がそこなわれるそうです。
 わたしは運転しないので判りませんが、特性がフラットだと「生きてる感じ」がしないのだと思います。
 (ま、モーターでも生きてる感じにトルクとか見せかけることはできるでしょうが)
 内燃機関じゃないと「走る楽しみ」は生まれないと。
 なんでも従来のレシプロで水素エンジンやるとバックファイヤとか起こりやすくて危険らしいです。
 それがロータリーだと可能らしく(なぜかは判りません)
 もし、マツダが水素ロータリー車を実用化すると「世界で唯一」なわけです。
 燃料電池車と比べると「格段に安く」しかも「走る楽しさは従来どおり」
 これはマツダ来るかもしれません。社長は三年で実用化させると公言してるそうです。


 第二部「スバル」
 プロジェクトXでスバルをやったときを思い出しますが、
 スバルは、前身は中島航空機です。
 世界で唯一、現在も飛行機も作っている自動車メーカーらしいです
 スバルって聞くとディーゼル車とか、地味なイメージがありますが、
「研究しすぎで、新車を作るのを忘れていた」って言うくらい、
 研究が盛んで、かなり特許をとりまくってるそうです。
 なんで、自律走行では世界のトップを行ってるそうです。
 ただ自動運転だと、自動車のドライバー的には微妙なので、
 日経の雑誌の編集長が開発者に「微妙」みたいな話をして、
 「そういうわけじゃなくて」とスバルの開発者は説明してました。


 自分的には、めちゃくちゃ面白そうなんですよ。もう釘付けでTV見てしまいました。
 鹿の絵を描いた障害物を動かすと、ステレオカメラで鹿をとらえて「車が動いて避ける」んですよ!
 開発者は言われたそうです。
 「ナイトライダーを作ってるんですね?」と。
 リーダーは40代なのでサンダーバード世代で知らなかったのでレンタルで見たそうです。
 そしたら「まさにこれだ(w」って感じで。


 自分はナイトライダーとかエアウルフ世代なんで、最高ですね。
 そういえば、シャープのX68000のキーボードはLEDがあって「ナイトライダーみたいに赤く点滅させるソフト」がありましたよね(w
 ソフト的に見ると単純なことをしているように見えますが、ロボカップと同じで、
 リアルな環境で物体を認識して距離と相対速度を割り出してという作業は凄く楽しそうです。
 現在「トヨタが一人勝ち」状態で、たしか大学生の行きたい企業でもトップになってたと思いますが、
 車はデザインとマーケィングだけと考えてしまうと、張子の虎になりかねないと思います。
 WBSで天才小学生プロジェクトで東京理科大の経済系の教授が「ものづくり」から「ちえづくり」という言い方をしてましたが、
 「経済活動」の知恵だけではしょせん金儲けでしかなく、
 「ワクワクする気持ち」を大切にするべきと思います。