映画の感想

 TVで録画していた古い映画を三本見ました

 まだ見てなかったんですが。予想以上に、構図とかカメラワークがヘタですね(^^;)
 しかし、ミステリ的なトリックの複雑さとか、アイデアは「良い」と思いました。本人が棒読みの演技はおいておくとして、
 伏線も張ってるんだけど、トリックのための伏線のための展開って感じが、すべて結果から作ってるなって感じが。
 しかし、メタ・メタな世界は面白いかも。
「戦争反対」とか「女だって人間」とか「素なテーマ」を前面に立ててるところは、どうなんだろう。
 自分が創作するときは、ちょっと勘弁して欲しいと思うんだけど、むしろ「そーゆー直球勝負」できるところは、「やるべきとこ」なのではないのか。
 富野監督がガンダムSEEDを評したとき、ジブリと比べて「メジャーとは」みたいなことを言っていた覚えがありますが、「メジャー」とは「そーゆーコンセンサスのありそうなテーマ」を判りやすく出すことかもしれない。
 どーしても「ひねったり」「判りにくいテーマ」を選びがちだけど、「もっと直球テーマ」を書くべきかもしれない
(技巧の話はおいておいて、なにを書くかのレベルの話ですが)
 色々と考えされられた。っていうかヤミ帽の一話ってこれのぱくり?
(ってわけではないだろうけど。山下大将って実在だし。以前NHKで戦争絵画特集番組で見た)


 前作は面白かったけど、2も良かったです。洋画はどーしてもアメリカ映画ばかりになるから、なんかユーモア感覚とか違ってて良い。
 ドイツ人の女刑事がいるけど、いかにもドイツ人って感じでごつごつしてて判りやすい(しかし誘拐されるときにトイレにいたので、その後……やりすぎだろ(w

  • ジャッジドレッド

 スタローン主演のアメコミ映画? 見逃してたのでやっと見ましたが、これは面白かったです。
 未来のやや荒廃した世界に、砦をつくってそこで世界を維持している世界みたいな感じで、警察は無く、ジャッジとよばれる「逮捕から裁判権」までもっているエリート集団による統治された世界。
 スタローンはドレッドという名前で、凄腕で、ジャッジドレッドと呼ばれてるんですが、出生の秘密とかあったり、ジャッジで法と正義で悩んでたり、人間関係いろいろありーの
 自分が「おぉ」って思ったのが、引退したジャッジが「外の世界」へ放浪に出ないといけない所。映画でははっしょってたけど、たぶん原作マンガはけっこう描いてるんだと思う。
 司法長官までしていて凄い人が引退して外に出て行く瞬間「半泣き」してたのが「すごい演出好き」だった。(火の鳥未来編でドームから出て外の世界に足を踏み出す、孤独感そして世界が自分中心にみえる感覚とか思い出した)

  • 余談

 今後はレンタルやめて、TV放映の映画をどんどん見ることにします。
 あと吹替えはいいですね。とりみきじゃないけど、洋画は字幕じゃなくて「吹替え」が一番ですね。見やすいし、情報量多いし。
 クリポンを活用します(現在20+120GBですが、もう一台のHDDも換装するつもり)