暗号を研究した。暗号を解いた

 とACCS京都府警ハイテク捜査部は記事で書いてるけど、
 Winnyの暗号方式は公開鍵暗号で、素因数分解を大量にしないと解読できない。
 これは「研究したから」解けるようになる代物ではない。
 大量のスパコンレベルの計算をしないと解けないものであって、
 もし仮にWinnyの暗号が解けるなら、軍用暗号も、通販クレジットなんかの暗号も解けてしまう。
 そんなこと研究が「できている」なら数学的な発見である。
 そんなワケがない。
 単純な誤解に、Winny自体が、暗号を解く機能を持っている。でなければ、相手から送られてきた暗号を複合して、ファイルに戻せない。
 このへんの誤解が錯綜していると考えられる。
 Winny自体はソースが押収されたいうウワサをスレで読んだ覚えがあるが、「ソースが押収されても、公開鍵暗号の強度はなんら変わらない」と47氏
 言っていたという書き込みもあった。


 将来的には、暗号は量子暗号とか使うと、さらに強度が増すだろう。(現時点でも携帯電話は送信の基地局との電波周波数のローカリティを利用して、暗合すると「まず盗聴できない」などの記事を最近読んだ)