対話プログラム

 マルコフ過程をやってみても「結局まともな会話はできない」
 それはそうだろう。連鎖することで「文法的には言葉」として成り立っても、「意味」はまったくないので、
 意味的に成立する文章が生成できる「わけがない」
 一方で、misakidexで「関連記事への探索をしている」けど、
 prologで事実がルールベースに存在するかどうかを問う行為と同じと見なせるので、
 「関連語はちょうど一般化ルールと近い動き」をしている。
 ワイルドカードのような変数を使えるように拡張すれば、かなり良さそうな対話プログラムになりそう。
 たとえば、

 「まおちゃんは陸上防衛隊である」
 「陸上防衛隊は国家公務員である」
 というルールベースがあったとして、


 「まおちゃんは国家公務員ですか?」
 という問合せは、1番は失敗するが、2番で「国家公務員と陸上防衛隊は関連語である」という事実があるので、
 まおちゃん|国家公務員」というキーワードは同時に「陸上防衛隊」でも検索することになるので「成立」する。
 これで一般化されたルールになる。(しかし国家公務員なら陸上防衛隊が成立するわけではないので、成立には向きがある)

 
 「まおちゃんは何?」という問合せは、
 「まおちゃんは陸上防衛隊である」
 「まおちゃんは国家公務員である」が成立するので、「陸上防衛隊である/国家公務員である」という答えが得られる。
 このような対話による検索が、WEBもしくは掲示板、もしくは自分の日記内に対して行えれば有用だと思う。
 掲示板についているのは「単純な検索」でしかないし、Googleが凄いといっても「それはヒットするサイトの順番が凄い」だけで、問合せ手段は原始的である。