AI系読書メモ
- プランニングとスケジューリング
プランニングはAIにおいて古くからある研究である
一方、スケジューリングは比較的新しい
プランニングは「積木の世界」から始まったのに対して、
スケジューリングは「タービン工場の管理」など現実問題として始まっている。
両者は近い概念であるが、好対照を成している。
スケジューリングは「制約充足探索」としてとらえられる。
- 制約充足探索
連立方程式のそれぞれの式によって制約が充足されるさまを思い浮かべるとわかりやすい
プランニングとは「目的を達成する」ためにアクションを生成するための手法である。
一方、スケジューリングは、時間や資源の制約を考慮する。
- ロボットの行動スケジューリング
WEBのアクセスログで
pageA 7/26 19:46:25
pageB 7/26 19:46:44
pageC 7/26 19:46:59
と並んでいれば、それはエピソードである。
pageAを訪問し、19秒後にpageBを訪問すれば
さらに15秒後にpageCを訪問すると推測できる
エピソードルールでもある。
(これをある期間繰り返せば、page訪問に関する統計的な傾向を把握できる)
おなじことは文章にも言える。
「店長さんにお任せにょ」という例文は、
店長さん
に
お任せ
にょ
というエピソードの列である。
単語の並びから「一般的なルール」を抽出できる。
- 文章要約
読むべき内容であるか本文を読まずに判断できる指標になることが目的である
- 文章分類
あらかじめ用意したカテゴリに分類する。カテゴライゼーション
- 文章クラスタリング
カテゴリを用意せずに、クラスタリングする。
(統計的な傾向を表すだけなので、判断は人間に任される。期待通りクラスタ分けされるとは限らない)
- シーソラスによる検索語展開
関連用語を追加することで検索漏れを防げるが、
誤った単語を追加するこで、検索精度の低下を招く
- 検索結果のグラフィカル表示
注目すべき指示対象へのアクセスを容易にする