人工無能について
ちとプチ考察
色々彷徨ってるうちに
http://cake.dyndns.org/cgi-bin/wiki/index.cgi/log/?page=log%3A2003-05-21
ここに行き着いたんだけど。探求している日記。
考え方の整理が面白かった。
要するに、
1)A ならば B ならば C
2)A もしくは B もしくは C
3)A かつ B かつ C
というように、IF-THEN、OR、AND
の三つに分類してみる。
TaskRelationという考え方にたどり着いてPrologなどにも手を伸ばされているようです。
追記:この方はパラグラフ志向HasshedWikiを作られた方でした。
http://todo.is.os-omicron.org/tiki.cgi?c=v&p=HashedWiki
古典的な人工知能分野では、問題解決GPSという仕組みがあるけど、
このへんの大問題解決前に小問題を仮定してそれを解決していくうちに大問題へ向かう。
みたいな思考方法は自分も日常生活でよくしている。
とりあえず小問題の目標が決まったら、大問題や矛盾や悩みは忘れる。
このへんの心理行動を人工無能に組み込みたいものだ。
人工無能も、なにを目標にするか。対話者を分類することを目的にするか(例えば、○○度チェックみたいなもの)
対話者の要求を整理して結果を導くもの。
など何をサービスにするかで、どのようなものを作るのか判れて来る。
会話に戦略というか目的をもたすことが大切で、古典的な人工無能にはそれがない。
もちろん人工無能うずらみたいなログから大量学習した「マルコフ連鎖」みたいな手法の人工無能にも無い。
会話の一文を評価するといかにも「うずら」は人間くさいけれど、「考えて計画して行動して」みたいなものはほとんどないわけで。
むしろそっちの方が人工無能には必要と思う。
たとえばギャルゲーをやっているとしても、対話を通じて物語や関係が変化していくから、それを自分で導いていきたいと思うわけで、
会話の一文だけが良くても意味が無いと思う。
人工無能はあくまでサービスゲームだと思うんで。
ま、ICQで茶々入れするペットと思えばうずらは上手いんでしょうけど。
(とりあえず強大な権威を否定することからなにかは始まるので)