ハリポタ4巻について
つっこみがはいりました。
http://d.hatena.ne.jp/neko7/20030317#p5
>■ ハリーポーッター第4巻
>小宮日記さんとこへ突っ込み。
>実情は違うみたいですよ。私としては刷るほうも刷るほうだが、仕入れるほうも仕入れるほうだという感
http://slashdot.jp/articles/03/03/14/0017211.shtml?topic=1
スラッシュドットの記事を根拠にされているようです。
基本的に本は本屋が注文するわけではなく、取次ぎが勝手に送ってきます。
買い切りなんで今回はどうなってるかわかりませんが、どちらにしろ何冊仕入れられるかは取次ぎの力次第です。
買い切りを仕入れてる以上、それは本屋の責任と言えるでしょうけど、商売ですからね足りないと話にならないし。
日頃仕入れなくても勝手に入ってくるので、本屋に仕入れ力が無いのは当然です。むしろのその仕入れができなくても商売ができる構造が、
今回の事態を生んでいるとは言えるでしょうけど。
っていうか、買い切りにした時点で、この事態はもう予測できます。
出版社側は結果は判っていてやったということですよ。
あと、今回は分冊を強制セット売りしてます。
これって客にも無理買いを強制しているように見えますよね?
(ま、安易に返本する本屋を出版社が恨んでいるってのは判りますけど)
しかしよー。
記事を見てると『本屋は利益が無い無い』って嘆いてるけど、全体では粗利が二割もあるじゃん。凄いよ。
本屋って再販制度もあるけど、よーするに委託販売です。売り場を貸しているだけです。ものは勝手に来るし、返品可能だし。
パソコン販売なんかへたすると粗利5%とかですからね。カメラ量販店はがんがん飛ばしてくるし。
台数売らないと、新型が入らなくなるから、「仕切りでスルー販売」なんてのもよくあります。とくにS社。
(普通は)返品なんかできないし。モデルチェンジは頻繁だし。
へたするとすぐ赤字処分。展示機は出すの大変、売るのも大変。