ハゲタカの再放送視聴中

一挙再放送なので、現在最終話。
NHKがハゲタカをドラマにしたような風潮が、
当時、ベンチャーブームだったことに冷水を浴びせて、
新卒の大企業志向が高まった世の中を生み出す後押しをした
なんて話もあるようですがw



でも、ここで描かれているファンドは必ずしも悪役じゃないんですよね。
ホリエモンはハゲタカドラマの悪口を言ってるのを読んだ覚えがありますけど、
鷲巣さんとかは、むしろホリエモンがよく主張しているような
プロとしての経営(サラリーマン社長の対局)を実践しようとして、苦悩するドラマに見えます。


あと、三島製作所をキーにして、複数の男達のドラマが重なってる構成も見事だなと。
決して、色恋沙汰じゃないんですけど、女性記者の三島さんと、
色々な縦糸、横糸が重なっている


ただ、世界的に投資ベンチャーの存在意味が薄れている感じもするんですよね。
facebookにしてもtwitterにしても、投資を必要としてないんですよね。
日経BPの本を読んでも分かりますけど、facebookはいかに投資を断るかの歴史でw
投資を受けるということは、経営権を売り渡すことですし、
上場廃止が流行ってるのも株主に経営に口出されるメリットが無いからで。
IT業界は特殊かもしれませんね
事業を興すのに、工場はいらない訳ですし、厨房機械も買わなくていいし、
家賃の高い一等地もいらない。