既得権益をぶち壊すためのGoogleアルゴリズム

アルゴリズムにしがみつくGoogleは明日の検索でピープルパワーのFacebookに負ける
http://jp.techcrunch.com/archives/20110225google-wizard-oz-facebook-search/

Google曰く, 人間なんて要らない!
今日おもしろいと思ったのは、Chromeのエクステンションのユーザたちから得られる、
ブロックすべきサイトに関する’人力データ’を、
検索結果の適切性を判断するためのデータとして利用することを、
Googleが執拗に避けていることだ。


米国記者の記事は深みがあっていいですね。
ただ、
人間同士の評価が万能じゃないと思うんですよね
それは既得権益につながる場合もある。


例えばfacebookは新しいメディアだから関係ないかもしれないですが、
「人脈」とか「誰それを知ってる」みたいな言い方をする人たちが、
無価値なものを価値あるものに捏造することがあるわけで、
Facebook的なものも、Google的ものも、それぞれ一長一短あると思う。


例えば、あるアイドルが何かを話すとネットに影響が多大にあったとして
その発言自体に価値があるとは限らないわけです。
これは逆に言うと、アイドルの発言に真に価値があったとしても、
それは無価値であると、アイドルの価値を作り出した人たちには
言われてしまう危険を生む。


人間なんかいらない なんて単純な話じゃないんですよね。
Androidの純正端末は「Nexus」シリーズですからね
P.K.Dickの生み出したレプリカントの型番がつけられているわけです。